ファットこそチューブレスが安定します。

実はチューブレスはタイヤが細いほど難しいと思います。特にファットバイクは非常に安定度が高くて、一度ビシッと決まってしまえばエア抜けの心配も全然ありませんし、ほとんどチューブ入れて使っているのと変わりません。

その秘密はリムにあるビードロック機構です。
リムとタイヤビードが非常に強くロックするようにできています（逆に外す時に死にそうになる程大変です）。
そのため、一旦ビードが上がってしまいさえすればもう全くと言っていいほど抜けていきません。
もちろん、穴の空いたシングルウォールのリムにチューブレスリムフラップを貼り付けることそのものには細かい技がいくつも必要なので、最初はリムフラップ何十メートルも無駄にしそうではありますが、私は十分に技術と経験を蓄積したので今は一発で決められます。

雪上のように非常に低圧で乗らなければならない状況でも全然大丈夫です。
タイヤも結構選ばずにやることができます。
ファットバイクをレースに使っている方はみなさんぜひチューブレス化をお考えください。
タイヤの転がりの軽さは歴然と違いますし、重量的にも部品交換では結構不可能に近いレベルで軽量化できますよ。