2019モデルになり、FARGOはカーボンフォークをブースト企画に改めました。
実はかなり前から開発していたのですがなかなか満足いくものができずここまで先延ばしされておりました。

見ていただくと一目瞭然ですが、私の使っている100mmエンドのものと比べるとクラウン周辺の作りが全く違うのです。
この作りはファットバイク用のフォークに近いものです。
これによって、フレームがフォークに勝る状態だった最近のFARGOの限界点が前後綺麗に揃いました。
今のFAROは最新のMTBと同様の限界点まで攻め込むことができます。と言ってもサスペンションがないので注意は必要ですが。
明らかに頼もしさの真下横剛性でコーナーリングでの安定感が段違いになりました。
カッティーのような急激な横方向の荷重にもソリッドに反応してくれ、フロントエンドが非常にしっかりと地面にある感じが得られます。

さらに、このモデルはシマノTIAGRAコンポーネントです。つい数日前、TIAGRAkのSTIに油圧ディスクブレーキ仕様が追加されました。
私だったらすぐに交換してブレーキを油圧にしたいと思いますね。
FARGOのタイヤはMTBの物ですので、ブレーキはやっぱり頼もしいものが望まれます。TRPのブレーキはMTB用と考えると頼りないんですよね。
レバーとキャリパー、ついでにローターを交換すればもう完璧ですよ。
SRAMだと油圧化は非常にお金がかかるので、TIAGRAをチョイスしたのは結果オーライでした。