
今回の栗原での調査ライドでは、1日に100km程度走ることを予定していたので、それなりの装備で取り掛からなければなりませんでした。
携帯用工具はもちろん、トラブルの可能性があるドライブトレインとホイール周りに関しては走行中に何か起きても対処できるようにしていました。
その中で今回はできるだけ背負わないで走ることを目標にバイクに色々と取り付けてあります。

まずは、チューブやタイヤレバーなどをフレームにくくりつけるためにグラナイトデザインのロックバンドを取り付けました。
と言っても巻きつけるだけなので、取り付けるというレベルですらありません。

チューブなどを共締めするんじゃなくて、フレームに巻きつけるバンドとチューブなどを巻きつけるバンドは別となっているので大変便利ですし、チューブをいざ使う段になったときにバンドを外して無くしそうですがそういう心配はないのです。
税込920円と大変お買い得です。カラーも8色ございます。

次はチューブレスタイヤのパンク修理キット サムライスォード です。
これは普段はハンドルバーのバーエンドとして隠れているのです。
そして、必要になったらバーから抜き取り、タイヤにあいた穴にゴムのパッチをねじ込んで修理します。
タイヤをリムから剥がさずに修理できるのがチューブレスの強み、トレイルではチューブを取り出してなんて面倒でやってられません。
チューブレスシステムならば、タイヤの外側から修理できるので本当に簡単です。

そういう意味ではこのサムライスォードの携帯性と作業のしやすさは大きな武器と安心になります。

私はゴムのパッチをハンドルバーの中に入れて二度と取れなくなることを恐れステアリングコラムの中に仕込みました。
下からフォークコルクを使用して蓋をしています。

SALSA CUTTHROATももうすぐ完成です。

カーボンの軽量グラベルバイク、と言ってもタイヤは29インチMTB用なのでドロップハンドルのMTBです。
ポジション的には巡航性能に優れたものにしています。FARGOとは違ってブラケットを握るのが基本です。

パーツ構成などはFARGOを組む時と同じ様式です。

栗原のような場所ではこれが一番調子いいんじゃないですかね。
延々と続くフラットダートを走っていくにはMTBでは鈍重で、グラベルロードでは華奢すぎます。
FARGOを使って非常に良く感じましたが、ドロップハンドルの方が調子いいんですよね。
ただし、タイヤはMTB用じゃないと40km/h以上の巡航ができないので、このバイクが一番良さそうに思います。

ちなみにこのフレームアシンメトリーなんですよ。シートチューブが真ん中を通っていないんです。
でもシートポストは真ん中に来るように作ってあります。
意外とすごいことしています。

シートステイを大きくカーブさせて力を逃がす構造です。
結構乗り心地良さそうです。