SEKTORのことを書いた際にちょっとだけ写っていたバイクはこれになります。
BIG HONZO 上級モデルDLです。
BIG HONZOとの違いは、フレームが軽量かつしなやかな台湾製アルミフレームとなること、フォークがROCKSHOX SEKTORとなることです。ハブやブレーキ、クランクなどもアップグレードされているのですが、肝はフレームとフォークです。
その2点によって相当軽くなっています。何よりフレームそのものの乗り味がとても良いというのも大きいです。しなやかさがあり、フレームそのもののグリップ力があります。
フォークはインナーチューブがアルミになっていますし、その他も全部違うので、かなりの性能的違いを感じるのですが、エアースプリングがデボネア担っているのが決定的な違いとなっています。
非常に高いレベルのフラットな乗り味を得ることができています。

価格が5万以上アップしますので、そこまで出せないのならばBIG HONZOで全く問題ないとは思います。
重量に差がありますが、いざ走り始めれば違いを感じることができるかどうか微妙です。初心者はそもそも空中を走らないのでなかなか気づかないでしょう。
しなやかさも、27.5+なので、チューブレス化して空気圧をきっちり合わせ込めば十分なしなやかさを出すことができます。

しかしながら、予算に余裕があるのなら上級モデルを行くのは至極自然なことだと思います。
もちろん私自身が乗るのならこちらですね。
たったの1%の性能差だとしても、ギリギリ限界の領域ではそれが生死を分けます。
それゆえ機材にはこだわらなければなりません。
価格は215000円です。