26日から投入したベアグリースについてご説明いたします。
マクラクはあくまで冒険のための耐久性、積載に対する補強、さらには道無き道を行くための操縦性を持たせているので、レースとなると余分に重く、要らないタイヤクリアランス、大きすぎる積載力を持つとも言えます。
ですから余分を削ぎ落としたバイクを作ったわけです。

ペダリング効率を考えナローチェーンラインとしています。
リアエンドはこのバイクは177mmです。現行モデルは197mmになりました。
タイヤクリアランスは4.6インチまで対応しているので冬季はギリギリまで太いのを履かせる予定です。

リアエンドの可変機構もレース用途に最適化されているので無くされています。
用途を絞れば可変機構はいらないです。

フォークはコラムまでカーボン、3パックマウントレスでギリギリまで軽量化されています。
フレームフォークセットで2キロです。

今回リムには最新型のSUNRINGLEのスーパーライトリムを使用しています。
カーボンに近い軽さを実現しています。
ハブはデッドストックのSALSA純正です。

ハンドル、ステム、シートポストはSALSAの新型です。
最近のはグラフィックが非常に渋いのでどんなバイクにも合いますね。
最後に乗車フィールですが、非常にかっちりとしており、ペダリング、ハンドリング共に全く遊びがありません。
ダンシングした時の巖のような剛性感は印象的です。
ハンドリングは徹底的にリニアで動きすぎたり、鈍かったりすることが全然ありません。
アルミのモデルでも同じ傾向ですが、レベルが違います。
ジオメトリーの進歩もあって、思った通りのラインを通ることができます。
雪の上だけじゃもったいないので、グリーンシーズンも乗りたいと思います。