モトクロスインターナショナルで試乗車に使われていたFARGOです。
サイズはSになります。
価格は30%引きの187480円です。
状態ですが、タイヤが汚れている以外、完全に新品コンディションです。
モトクロスの試乗車はファットバイクは痛んでいる時がままありますが、その他のバイクは基本的に大当たりです。
はっきり言って新品です。
傷は全くないですし、スプロケットまで綺麗です。チェーンの油も新品の時のものですね。
バーテープも握った痕跡すら感じさせないレベルです。
うちのバイクは納車前に10kmほど走ってチェックしてから納車するので、もっと走った形跡が残ります。
多分一回とかしか使ってないと思います。
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バイクの説明としては、フレームは上位モデルと同じものですが、リアエンドはブーストのクイック版141mmスロットです。
スルーアクスルのブーストにするためにはリアハブとエンドパーツの交換が必要ですが、ホイール強度そのものはブーストと一緒になりますので、積極的に交換する必要がある人は、カッティーをこのバイクで日常的にやるようなライダーだけです。私のことですが。

フォークはクロモリのファイアスターターです。
カーボンは剛性が高く軽いというのがメリットですが、オフロードでは体へのショックがでかくてダメージが厳しいです。
本当にオフロードを長距離乗りたいならばクロモリのほうがいいんです。
私はサスフォークにすることを検討しています。

チューブレス対応ホイールに、SRAM GX 2×10コンポ、リアディレーラーはタイプ2のスタビライザーが入ったものなので、オフロードでチェーンが暴れません!
ブレーキは機械式で一番効くAvid BB7です。
操縦性はもうエクセレントの一言で、MTBよりコーナーリングフィールがいいのです。
いつも言っていますけど。
積載力も圧倒的、今のモデルは前後フルフェンダーつきますし、29+タイヤも履けますし本当に万能なバイクになりました。
ドロップハンドルでオフロードを走らせたらこれ以上いいバイクは無いと断言できますね。
私もとても大事に乗っているバイクです。

で、ここからは気に入らないことを書いていきます。
モトクロスインターナショナルはSALSA売る気がないんじゃないでしょうか。
FARGOというバイクのことが全く分かっていません。
このバイクはこの組み立てでは本当の性能を発揮できません。
明日以降組み直して本当の山道を走るバイクに仕立て直します。
これじゃあダメです。
ブレーキワイヤーをフォークの外側を通すなんて素人かと思います。

このハンドルの角度、ブレーキの位置と角度ではオフロードを走れません。
このバイクは下を握りっぱなしになるので、ブラケットを握ることを基準にセットアップしたこの状態はダメです。
ミリ単位の微妙な調整になりますが、ベストな角度はこうではありません。
これだと手首死にます。

このワイヤーの回し方もダメです。
ハンドルを左右に切ってその推移を見てワイヤーの取り回しをストレスのないものにしなければなりません。
自動車の試乗車は問題になるくらいチューニングしてあるというのに、各メーカーとも試乗車を適当に組みすぎです。
ちゃんとやらないと試乗会でユーザーがそのバイクの本当の素晴らしさに気づけないってことですよ。
もっと真剣にやってほしいです。