週の頭のツール・ド・いちはさまを無事に終え、火曜は朝一秋保温泉の湯元、佐勘で朝食バイキングと日帰り入浴のパックがあるので試しに利用させてもらいました。

言わずと知れた秋保を象徴する温泉宿である佐勘は、旅館の内部に昔の母屋を内蔵しているという面白い作りをしています。さらに、その歴史を知ることができる博物館、錦鯉が泳ぐ池というか水路も建物内部にあるのです。
完璧に迷子になるほど広く、非常に複雑な作りなので子供は楽しくて仕方ないでしょうね。

お風呂は大きく分けて三つ(湯船の数は数えてないですが10程度あります)あり、全て断崖絶壁の川沿いにあります。
この温泉全てに入ることができるので、日帰り入浴といっても全制覇しようとすると慌ただしくなります。

朝食バイキングがまたすごいのです。
特にソフトクリームを作ってくれるのは初めて見ました。
普通にワインも飲めますし、ジュースは全て生搾り、牛乳は低温殺菌のかなり美味しいやつです。
焼き物は全てその場で焼いてくれますし、味噌汁の具は全て自分で選ぶことができます。
きわめつけはサブウェイよろしくサンドイッチを作ってもらえるのです!
このパッケージ2800円何ですが、最初はたけーなーって思っていたのですが、利用してみたらすごく安いことに気づきました。
今後は秋保でキャンプした次の朝は必ず利用したいと思います。
予約が必要ですので、必ず前日までに佐勘に予約しておいて下さい。

木曜日はですね、気仙沼大島に行きました。

宮城一の面積をもつ離島で相当な人数が住んでいる島でもあります。
自動車車検が可能な整備工場と交番があるので、交通ルールは本土と一緒です。
路線バスまで走っています。
一周はおそらく25kmくらいで一応立派な舗装路が回っているのでロードでも楽しめると思いました。
しかし、島のお約束で恐ろしく魅力的なオフロードが縦横無尽に走っています。
標高250mの亀山の山頂まで道があり、かなりハードなんですが登ると最高の景色を楽しめます。
当然トレーラーに子供二人と着替えを乗せて行ったので、道路の端っこにあまり寄れず真ん中寄りを走っていたのですが、みなさんゆっくりと遠くを通って抜いてくれました。大変ありがたかったです。

美しいビーチに美味しい海産物を食べさせてくれる食堂、休日を過ごすのにこれほど適した場所はないなと思いました。
船でしか行けないとなれば、諦めもつくので、携帯に触らなくなりますし、島の人が話しかけてくれるので暇を持て余すこともなく、それでいてスーパーをはじめ買い物に不自由しない環境で何でも揃うので、滞在中にピンチになることもありません。当然郵便局だってあります。
来年からは橋で地続きになるのでこの特別感は無くなってしまいますが、いいところであることは変わりませんので、ぜひ皆さんも行ってみて下さい。