実際にeMTBを手に入れたら、今まで普通のMTBではできなかったようなことに挑みたくなるはず。
では本当にそれに耐えうるものなのか。
ということを豪雨で予定が飛んでしまった昨日に試してきました。
距離は120km
獲得標高は3000m
なんとオフロード区間は90kmあります。
そして仙台駅を出発して、ゴールは宮城県北部、奥羽山脈の麓にある鳴子温泉にまさしく降りてゆくルートなのです。



ゴール後の姿はこんな感じ、見るも無残なほど汚れています。
チェーンの油膜は完全に切れ、バッテリーも底をつきました。
しかしながら、バイクの機能は最後まで保たれました。
アシストシステムを含め、非常に高い信頼性があることが確認できました。
バッテリー端子部はゴムのシールの機能で全く浸水してませんので、防水性能も高いということがわかりました。

店を出発して泉ヶ岳を登ります。
店から登り口までの20kmがアップする区間になります。
信号も多いですし、何より仙台の街中を通らざるを得ないので至極ゆっくり走ることになります。
昨日は朝から豪雨で登り口では視界がなくなるほどでした。
ライトを点けて登ります。
豪雨で良い点はクマに遭う確率が非常に低くなるからです。

豪雨のため、林道というよりは川を走っているのに近かったです。
さて、肝心の乗り味というかアシストの性能的な部分ですが、オフロードで3000m級の登りがあるルートなのに平均時速が17kmだったということが全てを物語ります。
普通に走ると10km/h行くか行かないかです。
実に登りだけで70%くらい速いのです。
さらに疲れ方が全く違います。
通常はこのルートを走ったら一週間まともに動けません。
そのくらい消耗しますし、体にガタがきます。
しかし今私はブヨに喰われた左足こそ晴れれて伸ばせなくなってますが、ダメージはそれほどでもありません。

アシストについてですが、これは最初の登りですぐに全く気にならなくなるというか、アシストを含めて自分の脚力になります。完全に融合してしまいます。
残り20km地点で電池が切れてしまったのですが、登りの途中で突然後ろから誰かに掴まれているのかというほど重くなってびっくりしました。
もうアシストありきだったのです。
今回は終始ノーマルモードで走っていましたが、バッテリーが怪しくなってからはエコにした上で、平地は自力で走っていました。
今回のルートを完全にアシストありきで走るのならば、次回からは最初からエコにして、平地区間はオフにするなどしてバッテリーを温存しなければなりません。
97km地点でバッテリーがセーフモードに入り、ただの思いバイクになりました。
確かに走れますが、上りはかなり厳しくなるので、相当きついです。

でもすごいんですよ。
普通なら6kmとか7kmで登る上りなんですよ。
それが15km近いスピードで上がっていくんです。
もう世界が変わりますよ。
登りでスピード感がありますし、何よりがれた登りでもガンガン登るんです。
シマノはペダリングしていない瞬間もアシストで前進するので、石で滑ってペダリングが乱れてもアシストを続けてくれるのでどんどん登りますし体制が崩れにくいのです、
一漕ぎめのアシストが柔らかいのも助かります。
スリッピーで限界の斜度では再スタートがめちゃくちゃ難しいのですが、一番の原因が一漕ぎめでスリップさせてしまうからです。
だから一漕ぎめはアシスト全然いらないんですよ。重要なのは二漕ぎめでここで力が必要になります。
そこもシマノは完璧です。
なので、急坂での再発進が容易だったのは助かりました。
このバイク押しはすごく重いので、全部乗りたいんですよ。
楽か楽じゃないかでいうとその分速く走っているので楽じゃないです。
しかし呼吸が乱れるくらいのレベルにはいきません。有酸素運動の一番上の強度くらいになります。
つまり痩せるってことです。ダイエットできるし、生身では走れないようなトレイルを走れるしで最高ですよ。
このバイクがあれば、今まではできなかった険しいルートを安全にクリアーできます。
さらに、速い人と遅い人が一緒に走ることができるというのも間違いありません。
バイクが重いので、タイヤとサスペンションは非常に重要になります。
重さに対応している必要があります。
重い分下りはやはり難しかったです。
エネルギーの残量は自分の体とバッテリーの両方を管理しなければなりません。
とてもクレバーである必要があります。こういうのめちゃくちゃ楽しいです。
バイクに積載あまりできないので、その点は注意が必要です。
今回全て背負っていったので、腰がひどかったです。
必要があれば充電器も背負いたいところなので、飲料水はどうにか別なところに積みたいです。

鳴子まで妻に迎えに来てもらい、日本屈指のお湯を誇る滝の湯(なんと150円で入れます)に入って飯食って帰り魔hした。
観光地にゴールすることで新たな楽しみも確実にあります。
最上赤倉温泉に降りるルートもあります。
eMTBが普及すればこのようなツアーも可能だと思うので、今後どうなるのか楽しみです。
では本当にそれに耐えうるものなのか。
ということを豪雨で予定が飛んでしまった昨日に試してきました。
距離は120km
獲得標高は3000m
なんとオフロード区間は90kmあります。
そして仙台駅を出発して、ゴールは宮城県北部、奥羽山脈の麓にある鳴子温泉にまさしく降りてゆくルートなのです。



ゴール後の姿はこんな感じ、見るも無残なほど汚れています。
チェーンの油膜は完全に切れ、バッテリーも底をつきました。
しかしながら、バイクの機能は最後まで保たれました。
アシストシステムを含め、非常に高い信頼性があることが確認できました。
バッテリー端子部はゴムのシールの機能で全く浸水してませんので、防水性能も高いということがわかりました。

店を出発して泉ヶ岳を登ります。
店から登り口までの20kmがアップする区間になります。
信号も多いですし、何より仙台の街中を通らざるを得ないので至極ゆっくり走ることになります。
昨日は朝から豪雨で登り口では視界がなくなるほどでした。
ライトを点けて登ります。
豪雨で良い点はクマに遭う確率が非常に低くなるからです。

豪雨のため、林道というよりは川を走っているのに近かったです。
さて、肝心の乗り味というかアシストの性能的な部分ですが、オフロードで3000m級の登りがあるルートなのに平均時速が17kmだったということが全てを物語ります。
普通に走ると10km/h行くか行かないかです。
実に登りだけで70%くらい速いのです。
さらに疲れ方が全く違います。
通常はこのルートを走ったら一週間まともに動けません。
そのくらい消耗しますし、体にガタがきます。
しかし今私はブヨに喰われた左足こそ晴れれて伸ばせなくなってますが、ダメージはそれほどでもありません。

アシストについてですが、これは最初の登りですぐに全く気にならなくなるというか、アシストを含めて自分の脚力になります。完全に融合してしまいます。
残り20km地点で電池が切れてしまったのですが、登りの途中で突然後ろから誰かに掴まれているのかというほど重くなってびっくりしました。
もうアシストありきだったのです。
今回は終始ノーマルモードで走っていましたが、バッテリーが怪しくなってからはエコにした上で、平地は自力で走っていました。
今回のルートを完全にアシストありきで走るのならば、次回からは最初からエコにして、平地区間はオフにするなどしてバッテリーを温存しなければなりません。
97km地点でバッテリーがセーフモードに入り、ただの思いバイクになりました。
確かに走れますが、上りはかなり厳しくなるので、相当きついです。

でもすごいんですよ。
普通なら6kmとか7kmで登る上りなんですよ。
それが15km近いスピードで上がっていくんです。
もう世界が変わりますよ。
登りでスピード感がありますし、何よりがれた登りでもガンガン登るんです。
シマノはペダリングしていない瞬間もアシストで前進するので、石で滑ってペダリングが乱れてもアシストを続けてくれるのでどんどん登りますし体制が崩れにくいのです、
一漕ぎめのアシストが柔らかいのも助かります。
スリッピーで限界の斜度では再スタートがめちゃくちゃ難しいのですが、一番の原因が一漕ぎめでスリップさせてしまうからです。
だから一漕ぎめはアシスト全然いらないんですよ。重要なのは二漕ぎめでここで力が必要になります。
そこもシマノは完璧です。
なので、急坂での再発進が容易だったのは助かりました。
このバイク押しはすごく重いので、全部乗りたいんですよ。
楽か楽じゃないかでいうとその分速く走っているので楽じゃないです。
しかし呼吸が乱れるくらいのレベルにはいきません。有酸素運動の一番上の強度くらいになります。
つまり痩せるってことです。ダイエットできるし、生身では走れないようなトレイルを走れるしで最高ですよ。
このバイクがあれば、今まではできなかった険しいルートを安全にクリアーできます。
さらに、速い人と遅い人が一緒に走ることができるというのも間違いありません。
バイクが重いので、タイヤとサスペンションは非常に重要になります。
重さに対応している必要があります。
重い分下りはやはり難しかったです。
エネルギーの残量は自分の体とバッテリーの両方を管理しなければなりません。
とてもクレバーである必要があります。こういうのめちゃくちゃ楽しいです。
バイクに積載あまりできないので、その点は注意が必要です。
今回全て背負っていったので、腰がひどかったです。
必要があれば充電器も背負いたいところなので、飲料水はどうにか別なところに積みたいです。

鳴子まで妻に迎えに来てもらい、日本屈指のお湯を誇る滝の湯(なんと150円で入れます)に入って飯食って帰り魔hした。
観光地にゴールすることで新たな楽しみも確実にあります。
最上赤倉温泉に降りるルートもあります。
eMTBが普及すればこのようなツアーも可能だと思うので、今後どうなるのか楽しみです。