まず、27.5インチ化されたことにより、つま先だった感触がなくなりました。
今までは容量の大きなバイクに小さいホイールがついている勿体無い感じがあったのですが、ちょうど良いバランスのバイクになりました。
そしてこの一台は税込25万円で買えるのです。無茶苦茶に安くしているのは、在庫をいつまでも持っているということがシャレにならないリスクであるため、借りている倉庫の場所代、残存価値の減少、ゴムや樹脂の劣化を考えるとここらへんで売ってしまった方が賢いという判断からです。
5年以上前のリアサスバイクをまだ在庫している代理店もありますが、絶対にもう売れない商品と言っていいので去年のモデルであるうちに売った方がいいと思います。

散々ワールドカップや国内レースで活躍していますので説明はいらないと思いますので、私の乗った印象のみお伝えします。
まず、サイズですが、このOPERATORシリーズは26インチの頃からサイズがちょっと小さくて、170cmの人だったらMサイズが適正です。
私もMになりますね。
大きく見えるのはヘッド角が63度と非常に寝ているからです。
こんなに寝ていてもハンドリングは非常に自然で、いつも乗っているExplosifと変わることなく扱うことができます。

DHバイクが普通のバイクと違う部分の大きな割合はこのダブルクラウンフォークのハンドルバーに近い部分の剛性感ですね。普通のバイクとは全く違うレベルの安定感を生み出します。荒れたところに突っ込んで言っても何も起きない安定感はDHバイクだけの特権ですね。

フレームもリアバックも恐ろしくゴツいのですが、操縦性がいい意味でゴツくないので普通に扱えます。
セッティングを私専用に煮詰めれば完全に手足のように扱えそうです。

バックステーはクロモリフレームのダウンチューブくらいの太さがあります。
樹脂製の分厚いガートがダウンチューブとチェーンステイをプロテクトしています。
チェーンデバイスも初めから昨日部品としてドライブトレインに溶け込んでおり、以前のようにロスが出たり音が出たりするような調子悪い部品ではなくなりました。

このフレームはシートチューブが肝となるので、大木のように太いのですが、実際にシートポストが刺さる部分との接合も綺麗にまとめられており完成度の高さを感じますね。

Mサイズに対して私の体重が全く足りていないので、現状このバイクの性能を発揮させられないのですが、前後スプリングを交換してバッチリセッティングを出してみたいですね。
200mmストロークを使い切るセッティングを出さなければなりません。

ブレーキは当然のように4ポッドです。 強烈なブレーキングパワーでがっちり減速できます。

フレームしか買えない値段で完成車を買うことができるので、余ったお金でDHパークに行くというのがオススメです。