ボトムスピードを底上げするんです。
ここを勘違いすると買ってからそんなはずじゃなかったとなります。
アシストは時速10km以上では徐々に絞られていきますので、速度が出れば出るほど自力で走らなければならなくなります。
だから高い速度域ではその効果は無くなりますのでトップスピードは増しません。

しかし、普段は10km/h以下でしか登れないような逆立って20km/hで走れてしまいます。
向かい風が強かろうと、路面が重くて進まなかろうとやっぱり20km/hは維持されます。
つまり遅くならないバイクなんですよ。

速くなるんじゃなくて遅くならないのです。

峠を越えて行くようなライドでは全て平地を走る感じで走れますので、単純に走る距離だけで考えることができます。

これはガイドツアーをやる私には非常に魅力的な性能です。
工程を組むときにライダーの実力のばらつきを考慮しなくてよくなります。
みんな同じ速度で走ることができるのです。