STANTON入荷しました。

英国のスタイルはリジッドであろうとかなり激しくて、もうロデオみたいな感じなので、英国発のバイクは全般的に攻めたジオメトリーのバイクが多いです。
このSTANTONなんかまさにそのど真ん中、リジッドフレームで下りを楽しみたいという思いがにじみ出ているフレームですよ。

作りもとても良くて、非常に丁寧で美しいですし、何より酷使されるために作られているので、どうしても壊れやすい部分は丸ごと外れるようになっていますし、そもそも壊れ難いクロモリでできているので安心です。

シートチューブも３１.６mmのインサートを入れているためにトップチューブやダウンチューブと同じ太さになっているんです。
前三角に弱いところがあるとでかいジャンプの着地などでぐしゃっとなって、操縦性が悪くなるのでガッチリしていた方が激しいライドでは操縦性が向上します。

贅沢にも最高のクロモリ素材であるレイノルズ853を使っています。
非常に強い反発を持つので、コーナーでGをためて打ち出されるように脱出することが可能です。
この素材は本当に気持ちの良い反発を持つので、私もいつの日か手元に置きたいです。

非常に特徴的なのがリアエンドで１４５mmくらいの寸法なのです。
１４２でも１４８でも使えるように真ん中の寸法で作ったらしいです。
合理的というかなんというか、しならせても平気なクロモリならではの方法ですね。几帳面な日本人だとやらない方法です。１４８で使う場合は広げることになります。

塗装が非常に美しいだけでなく、ステッカーがとても効果的で、非常に格好良いです。
パッと見わからないですが、トップチューブの上の面とダウンチューブ下の面にも一面に貼られているんです。

価格も１２９６００円と使われているパイプとその手間を考えるとかなりリーズナブルなので、リジッドフレームで下りを攻め込みたくてしょうがない人には最良の選択肢の一つだと思います。