まず、入荷前の時点でMサイズは完売しておりました。
残りはSサイズです。

2015モデルの元所有者の目線で見ると、ずいぶん立派になったなあと感じさせられます。
その一番の要因はタイヤですね。
何でかというと実際に届いたバイクは前後とも4.8だったからです。
それもブロックが高いタイプのマンモスがリアについていました。
これは超ラッキー、このまま蔵王山頂まで登れる仕様ですよ。

新型DEOREといってもスプロケットはSUNRACEです。
しかし実際、SRAM NXのスプロケットよりこちらの方が良いんですよ。
NXのスプロケは剛性が無くて、変速フィールも踏み心地も柔らかくて好みではないのですが、SUNRACEはガチッと硬くて調子がいいです。変速性能も特に気になることは無いです。
ちゃんと短時間で変速します。

ジオメトリーとかは同じなので、ポジションが小さいけれどバイクは小さくないという感触も一緒です。
乗ると小さいと一瞬思うのですが、それは湾曲したハンドルバーの所為なので、普通のバーに交換すると意外と大きいバイクだということが分かります。
サイズ感はKONA WOと同じくらいの感じです。

これが一番の改良点ですね。
190mmハブを使用したリア周り、これで真っ当なバイクになりました。
190mmの安定感は絶大ですので、特に夏オフロードを走ったときに差が出てきます。
雪だとバイクに殆ど負荷がかからないので露呈しませんが、オフセットした135mmハブでは横Gが思い切りかかると操縦性が悪くなるのでリアタイヤのグリップを使い切れません。
ちゃんとワイドハブでガッチリやらないと駄目です。

しんがたDEOREのリアディレーラーは当然チェーンが暴れないシャドウ+です。
単純に10速というだけで、SLXなどとチェーンの保持力などは遜色ないです。

フロントシングルですので、ナローワイドが付いております。
2016モデルからのステップアップは相当なものですね。
定価で買ってもかなりお買い得なのですが、今回は10万で購入できてしまいますので、ファットバイクが欲しい方は迷っている暇はありません。