ファットバイクを選ぶ上で、結構悩んでらっしゃると思われるポイントが4インチにスルか5インチにするかですよね。
4インチタイヤがまず登場し、その後更なる走破性を求めて5インチ規格が登場しました。
実際私も今5インチに乗ってますが、とんでもない走破性を持っています。ほぼバルーンタイヤです。
しかし、4インチと5インチの違いはタイヤだけではないので、その仕様用途できちんと考えなければなりません。
両者の違いはBB幅、リアハブの幅になります。現在フロントはほぼ150×15mmに収束してきているのでここは大丈夫ですが、リアハブの幅とBB幅は結構重要です。

なので、5インチを買えばあとから4インチタイヤ履けるんだしそれで良いやとはなりません。
BB幅が広すぎるのはもう既にハンデ以外の何者でもないので、5インチ幅が絶対に必要でなければ個人的には4インチのタイヤ規格のバイクをお薦めします。

確かにルーズな雪の道を走りたければ5インチがとても魅力的ですが、スキー場のゲレンデのようにしっかりと締まった雪面であれば4インチあれば十分です。
さらに土の上では4インチが圧倒的に有利ですね。
過ぎたるは及ばざるが如しですよ。
しかし、エクストリームコンディションまで考えなければならない人は5インチです。
蔵王の上のほうでは4インチではもう雪が軽すぎてグリップを得られないのです。
5インチはその面圧でなんとかグリップを保ちます。

もし、幸運にもそういうコンディションで走れる方は5インチ行った方が良いですね。
一年中乗りたい方は4インチの自然なフィールで曲がれる特性のほうが良いと思います。
5インチは既に曲がりたがらないほど直進性が強いので、まだヒラヒラ感のある4インチの操縦性は既に5インチ規格が大勢を占める現在、余計に魅力的に感じます。

なお、現在今月いっぱいまで特価としている当店在庫の2016モデルのファットバイクですが、今後ゴルフ場やスキー場に貸し出すことを考えているので、今月いっぱいで販売用から下げるつもりです。
冬のレジャーとしてかなり大きなムーブメントを起こせる可能性がある乗り物なので、借りてもらえる場所を探して冬のレジャーに使ってもらおうと思っています。