皆さん275+が登場したときに大体3インチ幅のタイヤを装着と言うことなので、そんなに太いのは履けないのだろうとお思いでしょうが、実際に策定された275+用の規格はもっと太いものまで想定しておりました。

ここで蛇足ですが、ハブの規格であるブースト規格は増えるタイヤ幅に対応するための拡幅したことともう一つ、最近大径化するMTBホイールの横剛性の低下の問題を解決するためでもありました。
ですから、27.5インチはまだしも、非常に横剛性が低くなりがちな29er車の場合は、今後バイクを購入する際はブースト規格のものを購入した方がホイールが壊れなくなりますよ。
XCではクランクのQファクターの問題であまり好まれないでしょうが、ある程度下りを速く走らなければならないような競技では、全てこのブースト規格になっていくと思われます。

で、今日の話は275+の極太タイヤが発売されたので、特別に1台限定ですがこのパナレーサーの新型タイヤを履いた仕様をアップチャージ無しでご提供いたします。

実測で幅70mmになります。リムが50mm幅の場合はこのくらいになるようです。

ノブはある程度小さめですが、サイドノブがきちんとサイドに付いているので、コーナーリンググリップも高そうです。
WTB トレイルブレイザーはコーナーリングで全然グリップしないのでここが改善されるのは大きいですね。

直径もさらに大きくなる為にクッション性も大幅アップ、タイヤクリアランスは275+専用車ですから十分に確保されています。29erを改造したバイクは事実上トレイルブレイザーしか履けないものが殆ど(と言うより元々275+にすら出来ない)ですから、専用車はやっぱり凄いですよ。

思いつきでやってみただけなので、限定一台とさせていただきます。
このタイヤも一本1万近くするのでさすがに乱発できないサービスです。
COOKER MIDI0でもMIDI1でも大丈夫です。