KONA ROVE STはフレーム・フォークがクロモリとなっております。
ROVE ALはフレームはアルミですね。
KONAのクロモリフレームは一般的なクロモリのイメージのような剛性感の不足は一切無く、どちらかと言うとガッチリとしたフィーリングを伝えてきます。
もちろんクロモリなので、しなりますし、路面からのショックを直接的に伝えてくることはありません。

タイヤが結構太い40cなので、グリップ感は強烈で濡れたタイルでも怖くありません。
ハンドリングは基本的にはMTBのように傾けて素直に曲がる特性ですが、フォークの剛性がフレームに負けている感じで、条件によっては切れ込んでいくことがあります。コラムがストレートであることと、クロモリなのでしなることで、過度な負担を一気にかけたときに進路が乱れるようですね。

そういうのが気になるならば、フォークをテーパードコラムのカーボンにするのが良いと思いますが、オフロードではそもそもそんな横Gかけれませんので感じないでしょう。
このバイクはフラットダートを気持ちよく走るバイクなので、舗装路でがちがちにコーナーリングするのは間違っていますね。

クロモリフレームのスムーズなライドフィールを楽しみつつ、オフロードを問題にしない(ドライブトレインは極力オフロードでの仕様を考慮してあります)ので、どんな道路でもどこまでもいけるというのがこのバイクの一番の魅力でしょうね。