今日は早起きして26インチで山まで行きました。
いつも走っているところなのでラインも熟知していますし、グリップ状況も理解していましたが26インチだともう全く走れません。
非常に木の根が張り出して殆どフラットな部分の無いトレイルのため、26インチの弱点がクローズアップされてしまった感じですね。そして、私は既にビッグホイールに慣れきっているのだと言うことも確認されました。

でもこれは悪いことじゃないんですよ。私は見事にビッグホイールのメリットを引き出してそれを基準としたライディングに進化していたと言うことでもあるんですから。
27.5や29では全く気にならない斜めの根っこや細かいけど深いギャップでいちいちバイクが姿勢を乱したり吹っ飛んだりして同じスピードではとても走れません。
ビッグホイールのバイクよりはるかに細かい路面の変化にいちいち対応しなくてはならないので、どうしてもスピードが下がってしまいますし、ラインも出来るだけでこぼこしてないところを選ばなくてはなりません。

ビッグホイールのバイクになってから根っこに当たった衝撃を利用して飛ぶことが多くなったのですが、同じことを26でやると吹っ飛びすぎて危ないです。
26インチホイールはビッグホイールに比べて硬く感じ、根っこに当たったときにタイヤが根っこを包み込むように変形してグリップしてくれる感触が全然ありません。だからすぐに滑っていくか弾かれてしまいます。

タイヤの空気圧を同じに出来ないということもありますが、ホイールそのものがより高剛性であることも原因ですね。MAVICのヘニャっとしたホイールでさえそうなので、高剛性な普通のホイールだと危険だと感じました。

しかし滑らかなところや、スーパーテクニカルセクションでは調子良いですよ。
グリップの限界が低いおかげで限界付近に釘付けで走りやすく、ジャックナイフターンなんかも簡単に使えます。バニーホップは感動的にやりやすいです。

26インチで本気の山道で勝負するのはやめときたいですが、スムーズなところで遊ぶにはやっぱりこれが一番ですね。

ちなみに、ボトルケージが取り付けできないDartmoor HONETなので、フレームバッグにボトル入れて行きました。調子良かったです。