やっぱり乗って楽しいバイクです。

車ではよく「ハンドルを握っているだけでも楽しい」と言われるものがありますが、ＭＴＢではズバリＣｏｍｍｅｎｃａｌがそれですね。何度も言ってますが。

このＥＬ　ＣＡＭＩＮＯは一番一般向けのバイクと言うことになるんだと思いますが、相当ハイレベルなハンドリングを持ったバイクです。
２７．５インチホイールになって（以前は２９インチ）ハンドリングがシャープになって、それでいて結局は安定しているので、誰にでも安全に走りを楽しめる感じです。
２６インチのＣｏｍｍｅｎｃａｌは相当面白いですが、その分スリリングですからね。はじめはこのくらいが丁度いいと思います。

さて、Ｃｏｍｍｅｎｃａｌが理想主義であることの証明に、フレームサイズによってサスペンションのストローク量を変えていると言う事があります。
あまりに小さいバイクに長いストロークのフォークを入れてしまうと、ストロークによってジオメトリーの変化が大きく影響するので、小さいフレームには少ないストロークということなんでしょう。
この写真のサイズはＭサイズで、サスペンションのストロークは１２０ｍｍに長くなります。
ＸＳとＳは１００ｍｍです。
これによって、大きなサイズのバイクの方が全体に鷹揚な乗り味になっていますね。
クルーザーっぽいと言うか、シャープなことはシャープだけど、スリリング感がなくなる感じです。
こっちの方がトレイルでは良さそうですね。
もちろん身体に合わないサイズのバイクを買うのは駄目ですので、身体に合っていることが一番大事です。