なんでもそうだと思うのですが、そのものに対していくら調べてみても、試しに貸してもらったりしても、実際に所有してみなくちゃどうなのかと言う事はわかりません。

最近では、ファットバイクは長期間、ありとあらゆるところで乗ったことにより、良いところも普通のMTBのほうが良い所もよく分かりました。

予想通りなところと、予想とは全く違ったところもありましたね。

重要なのは実際に所有した場合、その個性が自分に馴染むものなのか、そうではないのかを見極める必要があります。
たとえばハンドリングがクイックだとしてそれをライディングをアジャストして問題ないと感じられるのか、やっぱり駄目なのかと言うことは、試乗した段階で大体予想しておかないといけないです。

基本的なハンドリング特性はフレームそのものの個性になるので、たとえばサスペンションのセッティングでアジャストできる範囲を上回ると思います。
ある程度はサスペンションのセッティングや、ポジションのアジャストで、好みに近づけることが出来ますが、基本的な特性をチャラに出来るほどではありません。

実際に買ってみて、やっぱりこれは違うと感じてしまうことだけは避けなければならないので、出来るだけ試乗の際に、自分の求めるポイントを絞って乗るといいと思います。

当店の今ある試乗車は試乗とかしないで試乗車にしていますので、結構後から分かることが多くて面白いです。

SALSAは基本的に癖のない操縦性なので、誰にでも馴染むのですが、Chargeは分かりやすく楽しい操縦性に作られているので、本気で攻めたり、高速域ではどうなるのかと言う興味はあります。まだ子供を乗せるときにしか乗ってないので、一人で山を乗ってみないといけません。
Rockymountainはなかなかシビアなバイクで、調子が悪いとバイクのことを信じられないので、難しい一面があります。

何台も所有できる人はそれぞれを楽しめば良いですが、1台だけならば吟味しなければなりません。