最近類似品の沢山出ているリアワイドレシオスプロケットの一つであるWOLFTOOTHのGC42です。
名前のとおり42Tというフロントアウターくらいの大きさであることが特徴です。

沢山ある類似品(今後台湾から沢山出てきますよ)に対してのアドバンテージは2つありまして、そのひとつはリアディレーラーに取り付けるエンドアジャストボルトが付属している(上写真手前のボルト)ことです。
シマノのリアディレーラーは今後出るXTRを除き今のところ36Tまでしか対応してないので、当然42Tを使用しようとすると、色々問題が出てきます。
その一つを解決するのがこのボルトです。純正より長いのです。
これが付いているのといないのとでは大きな違いがあります。


次はこの歯先形状です。どのスプロケットもシフト時にチェーンを引っ掛ける凹みは作ってありますが、WOLFTOOTHは歯4つ連続で変化しています。(LEONARDIも形状は違えど同じように変化が付けられています)これによって変速性能を高めているわけですね。

後は材質ですね。LEONARDIはスチールなので耐久性に心配はありませんが、WOLFTOOTHやその他のワイドスプロケットはアルミなので、減りやすいんじゃないかと心配になります。
もちろんフロントアウター並みに大きいし、めったに使うギアじゃないので実際にそんな心配はないと思いますが、密度の高い材質を吟味して使ってくれているメーカーのものの方が安心です。
WOLFTOOTHは私は2台のバイクにつけていますが、どちらもまだアルマイトすら剥げていません。非常に強いです。
スプロケットの剛性もなかなか高く、変なよれも感じないので、きちんと腕の良い人にセッティング出してもらえば純正に近いレベルで使用できる良いコンポーネントだといえます。

と、言うことで当店は台湾製の類似品は今のところ横目で見るだけにします。
ちょっと高くても安心できる製品でやっていきます。
もちろん台湾製のものが全然オーケーならば取り扱うと思います。RACEFACEのフロントスプロケットはオーケーですからね。