
去年、2013モデルのMetropolis1の情報を得たときにフォークがMarzocchiからROCKSHOXへ変更になっているのを見て「Marzocchiと取引するのは危険だと見たんだな」と思っていたのですが、Metropolis2がMarzocchiのフォークだったので、それは違うと気付きました。
では、何故ROCKSHOX ARGYLEにしたのでしょうか、とても気になりますね。
スペック的には退化しているといってよく、昨年までのDIRTJUMPER1はエアスプリングであったこともあり、今年のARGYLEより500g近く軽かったんです。
だから今年のMetropolisのほうが完成車重量が重くなっていて、下位モデルであるMetropolis2と同じくらいです。
コイルスプリングで、スチールインナーチューブと軽さの上ではダウンした今年のモデルですが、乗ってみたらすぐにこちらにしたのかが分かりました。
ARGYLEは圧倒的に反応がダイレクトなんです。ライダーの動きに対する反応が非常に速く正確で、とても乗りやすいです。
フロントのグリップもかなり向上しているので、どんなことをするにも安心感が増しています。フロントタイヤを滑らせる技をしても滑っていてもなお安定感を失わないので、これは調子が良い、と思えるバイクになっています。
ARGYLEにフォークを代えた効果ははっきりと有ります。
とても玄人好みのアップデートでNSbikesらしいなって思いました。