今日は全日本実業団女子駅伝があったために当店前の道路が封鎖され、仕事になりませんでした。マジやめて欲しいです。

こんな感じでした。

さて、フルモデルチェンジしたCommencal RAMONES AL1
完全に私の予想とは違いました。
29インチが26インチのように曲がるようになり、26インチは29インチのような安定感を求めて進化してくるだろうと思っていたら、Commencalはさらにハンドリングマシンにしてきたのでした。

もうそのハンドリングは見事としか言いようがありません。
限界性能は物理的に26インチなりなのは仕方がありません。
しかしその限界を超えたあとの性能がメチャクチャ凄いんです。
フォークは150mmストロークもあるので、当然リアが先に限界を迎えるわけですが、まず、リアがムズムズしてきて、それを超えると非常にゆっくりと滑りはじめます。
で、そこからそれが延々と続くような磐石の安定感で滑っていくのです。
別に足を出したくならないし、フォームもそのままでオーケー。
あまりにも美しく滑らせて走っていく、もうこれだけでこのバイクが欲しくなっちゃいます。
コーナーへの切れ込み具合、知り返しのしやすさなどは完全にスラロームスペシャルといっていいほどで、150mm物長大なストロークのフォークをつけてるとは思えません。
フォークがコイルスプリングであることもプラスに働き、何処までもライダーの意思に忠実に全く遅れなく付いてきます。プッシュもストリートバイク並みに入ります。フロントのスタビリティは高いので、どんなところへも突っ込んでいけ、アクションもオールマウンテンというより、ジャンプバイクのように決まります。
フレームは硬いことは硬いですが、がさつさは無いので気に入りました。
フロントセンターが長く、ヘッドも寝ているのでスタビリティ重視に舵を切ってきたと思っていたのが見事に裏切られました。
29があるのなら、26モデルは限界までハンドリングを突き詰めてやろう。そんな気概で作ってきたように思いました。
これはちょっと欲しいバイクです。フレーム単品でも買えるのでリアサスフレームとこれを入れ替えようかと思っちゃいました。