
ファットタイヤのバイクをフレームから組もうとすると、実は結構大変なんですよ。
皆さんご想像の通り、タイヤがとても太いということは、専用のタイヤだけでなくチューブも専用、リムもワイドリムになり、リムテープだって専用品になってしまいます。
これらの部品が高いので結構二の足を踏んでしまうのですが、問題はそこ以外にあります。
ファットタイヤはとてもエアボリュームの大きなタイヤである為にタイヤそのものがサスペンションとして機能する割合が大きいので、タイヤがサスだと思えばそこらへんにかかる出費は高くありません。
しかしながら、幅の広いタイヤを納めるためにハブの幅がDHバイクよりもっと拡幅されており、チェーンがタイヤに接触しないようにBBもDHバイクより幅が広いんです。
ハブはまあ専用品を使えば良いかと思える部分(フロントは実は135mm幅なので普通のMTBのリアハブを流用できます)ですが、BB100mmは対応品がとても少ない上、とても高価なものばかり、フレームから組もうとするとここで頓挫することになります。
つまり、フレーム&フォークのセットが意外と安くとも、完成まで行くとなるととても高価になってしまうということです。
なので、完成車を購入するのが一番良いと思いますし、BBクランク周りを買い換えるのはかなりきついので、ここに良い部品を使っているブランドを購入するのが良いと思います。
そこで、SANDMANは全車RACEFACEのクランクBBを使用しているという高ポイント要因があるので、私はかなり注目しております。
一番安いモデルであるカラハリもそうだと凄く魅力的ですね。
正式発表が待ちきれませんよ。