
日本三景松島を一望できる多聞山からの景色です。
MASHのコースについてはモトクロスが走り続けてるんで、ギリギリにならないと自転車用の整備は出来ないので、MASHに行くのは一休みして七ヶ浜に行ってきました。
地震の直後に一度、それからも難度も足を運んでいますが、復興とは言っても何もかも一様に復興しているのではないということが良く分かりました。それは歌津や仙台とかも一緒なのですが、小さな町であるが故に縮図といってもいい状況で短時間でいろいろ勉強になります。

海水浴場はまだ何年も利用できるようになるまでかかるでしょう。
はっきり言って手付かずです。

菖蒲田海水浴場は防波堤が持っていかれてしまったので、石を積んだ防波堤を仮設で作ってあります。

で、海が内陸まで侵食してしまい、道路が寸断されてしまったのもまだ修復まで時間がかかりそうです。ですが、これは着実に前に進んでいる部分ですね。
相変わらず、海は残酷なまでに美しく、どれほど陸地を破壊しても変わることはありません。あの真黒な波が嘘のようですね。

津波が来たときに七ヶ浜は一時的に島になっており、平地は全て波に浸食されてしまいました。その為に田んぼはヘドロで汚染され、いまだにこの状態です。

津波がここまで来たって言うラインを引いてある建物もあります。
住宅地や農地が全然駄目なのに対して、漁港は急ピッチで復興が進んでおり、漁業中心にお金が投入されているようでした。
もともとがどうだったのか思い出すことが難しいほど、草が生い茂り基礎だけが残った宅地が草原のようになってしまっています。
沢山の家が跡形も無く消え去って記憶からも消えていってしまうのが寂しいですね。