昨日お伝えしたオリジナル完成車一台目のピストはblkmrktのNSFです。


スチールフレームの場合、何の塗装もされていない内側の表面がこのように錆びていることがあるので、切削してやる必要があります。
ただ、この錆が元でフレームが壊れたりすることを心配する必要はありません。
フレームの内側に水を貯めっぱなしにしたり、雨ざらしにでもしない限り自動車のように錆びて穴が開いたりはしないです。自転車に使用しているクロモリ鋼は自動車では駆動部分位しにか使うことが出来ない超高級材料ですので、そんなにやわではありません。


ヘッドはインテグラルですので、直接ベアリングが当たりますから、溶接によってゆがんだ面を正しくしてやるためにもリーマーで削ってやります。
BBのネジにも錆が浮いていたので、タップ立ててやってスムーズにネジが入るようにしてやっています。

バラから組むからには、メーカー完成車には出せない味を出さなくてはいけませんので、下準備はきっちりやらないといけません。