本当の恐怖

　本日は久しぶりの晴天、布団も干したし洗濯もしたので気分もリフレッシュしました。
今日で5月も終わり、もう６月例年であれば販売に力を注がないといけない時期ですね。
そういえばもうすぐｂｌｋｍｒｋｔが入荷してきます。
完成車は残念ながら生産されなかったので、フレームとコンポーネントだけですが、人気の高いハンドルバーはカラーは限定されますがほぼ全種類入荷してきます。
さらに、ＫＩＬＬＳＷＩＴＣＨも入荷してきますみんな「買わないけど見てみたい」って言っていたやつです。そんなこと言わないで買ってくださいね。良いフレームですから。

　今日は恐ろしい思いをしました。
当店は榴岡小学校の通学路になっておりますが、ちょうど小学一年生の下校時間、その事件はおきました。
店の外に発送時に使用する梱包用のダンボール箱を置いているのですが、５人ほどの小学生がそれに近寄っていきました。
そして、「この中に何入ってるのか見てみよーぜー」と言って、箱の中をのぞきこみはじめました。まあ、そのくらいなら問題ありませんので、放っておきました。
すると、マトリォーシカのように中に何重にも入っている箱を取り出し始めました。
ちょっとやばい感じです、私はスタンバイしました。
ワルノリ小学生はついに、箱を引きずっていきました。やつらはどうせ興味を失えば捨てていくはずです。そうなればあれほど大きな箱ですから沢山の人に迷惑がかかることは想像に難くありません。
しょうがないので、小学生の心の中にトラと馬を住まわせる勢いで一喝しました。
当然小学生はおびえてすぐに従うと思われましたが、そのうちの一人は全く違いました。
その一人の小学生は口ではごめんなさいって言っているのですが、その瞳は私を見下し、１ミリも謝罪の気持ちを持っていません。あるのは暗くよどんだ気持ちだけです。
この瞳を見て私は戦慄しました。
ダンボールはその子を含めて全員で速やかに元通りになりましたが、その一人の小学生だけは最後まで私にその瞳を向け続けました。
平気で人を殺せる人間がいるのだとしたら、こういう瞳をしているに違いありません。
私は気持ちの上ではこの子供に完膚なきまでに叩きのめされた気分です。