KONAのクロモリダートジャンプバイクのSHONKYです。
ジオメトリーチャートを見るよりも、実車はかなりコンパクトです。
そして何よりうれしいのは、このバイクもKONAらしく、またがった瞬間に乗りやすいと感じる事です。これって最も重要な事だと思います。

写真はショートサイズです。ペダルは試乗の為に適当なのをつけています。
リアセンターは400mm程度ですので、ピーキーではなく乗りやすいです。


ハンドルは3インチアップ、前後に油圧ディスクブレーキが付いているのが、マスプロメーカーらしいところです。フォークはお決まりのDIRTJUMPERⅢですが、20mmシャフトとされ、相当ハードな使用にも耐えるようになっています。


クランクは当然のごとくクロモリチューブラー3pc、シートはピボタルです。


このフレーム、ぱっと見グレイに見えますが、実はRAWなんです。私が以前乗っていたRIOTと同じようにパイプがグレイであるようです。溶接熱による焼けで、それが良く分かります。そして表面処理はマットクリアです。渋いです。


シートポストクランプはシートチューブトップではなく、このような位置に隠されています。それにしてもこの集合部、blkmrktにかなり似ています。


リアエンドはTONICに似ています。色々なブランドの良い部分を取り入れているみたいです。それにしてもビッグブランドが小規模メーカーの真似をしているところは面白いです。

最後にインプレッションですが、ストリートをメインではなく、ダートジャンプなども満遍なく楽しむ人にはかなりお薦めできます。全体的に重いのだけが難点なんですが、それでもバイクそのものの素性の良さはビンビン感じます。
乗った瞬間からバイクを信頼できるので、思い切り攻め込む事が出来ます。
車重のわりには軽く飛ぶので、ジャンプはかなり得意ですし、コーナーもかなり得意です。
最近はこの手のバイクも細分化が進んできていると感じます。
リアルストリート専用車から、ショートトラック向きのものまで千差万別、自分の使用用途を良く考えて購入しないといけません。