08の55ATAです。
右レッグにカートリッジ式のTST2ダンパー、左レッグには同じくカートリッジ式のATAエアースプリングシステムが収まっています。
ダンパーをカートリッジにしているところは結構ありますが、スプリングまでカートリッジにしているところは、実は少ないですね。
ダンパーは倒立式として、バネ下重量を減らしています。
このシステムの特徴的なところは、インナーチューブに全く依存していないので、インナーチューブの内側を研磨したり、コーティングする必要がない点です。このフォークはやってありましたが、コストを考えるとやらなくても良いように思います。
さらに、ダンパーの仕様違いを作る際にもフォークの内部構造を考えなくても良いです。
と、言う事は、ダンパーだけ別なメーカーが作ったものを買ってくることができます。
だから、完成車OEMフォークの中身がああなってしまったんでしょうね。