香港コンサート紀行文 Part2 
会員Nさんの寄稿となります。
今回も楽しんでる様子がヒシヒシと伝わる紀行文となってます。
どうぞ、お楽しみください🎵

Dears交流会~ナイトクルーズ ― コンサート前日編


毎回コンサート参戦は個人旅行なので、それぞれスケジュールはバラバラ。

私たちはコンサート2日前に香港入りし、翌日に帰国というスケジュールだったけれど、もっと早くに香港にきて観光されてる方、今日、あるいはコンサート当日香港入りするという方も。


そして香港2日目の今日は、午後6時からのDears交流会まで自由時間なので、同じホテルに宿泊する有志で、中心街へブラブラ出かけることに。


やはり香港に来たらトラムに乗らなくちゃ、ということでホテル前の停留所から細っこいトラムに乗車。螺旋階段を上がって1番前に陣取り、道路の両側にならぶ下町風のお店や賑やかに行き交う人々を見下ろす風景はすごく新鮮!


香港に来たっ❗と実感する光景。

適当な場所で降りて謎の商業ビルで、でっかいアヒルのオブジェや何かのイベントをやってるのをぐるりとみてまわり、連絡橋をわたって別の商業ビルのスーパーへ。めいめいお土産を買って、中華料理店でランチ。人気店なのかしばらく待って入店。ワンタンメンやお粥、チャーハンをひとりずついただきました。


何のセレモニーでしょうか⁉️


上品で落ち着いた店内ですね✨

帰りは元来た道を途中まで歩いて、風格あるお茶屋さんで茶葉を買ったり、有名なタイガーバームを買う仲間、わたしは怪しげな屋台が並ぶ狭い横丁で印材を買いました。

香港らしいお土産📦️

ホテルで一服し、夕方タクシーでパーティ会場のThe Harbourview Hotelに向かう。
コンサート前日は通常開催国のDears主催のプレパーティがあるのだけれど、今回は開催国中国に代わって香港Dearsが名乗りをあげての非公式の交流会。
入口で会費650香港ドルを払って中へ。

中はピンクの洪水だ~!マレーシアより規模は小さいが、負けないくらいの熱気ムンムンだ。
Dearsの度肝を抜いたDimashのピンクスーツにちなんで、何かピンクのものを身に着けて来てね、といわれていた。わたしはスカーフだけだったんだけど、いや~すごいです。


どこをみてもピンク、ピンク❕


ここもピンクよ~😀


世界各国のDearsが各テーブルを挨拶💝


ピンクの平面ディマシュがDearsをお出迎え💕

食事はどれもとてもおいしく、わたしは特に豆花の温かいデザートが気に入っておかわりしました。総勢100名ほど参加していたでしょうか。日にちが少ない中、これだけの準備をしてくれた香港Dearsに心より感謝✨✨

マレーシアのプレパーティでは、初めてということもあって、いろいろ日本らしいものを準備していったのだけれど、物々交換はあまり活発ではなかったので、今回はDJFCが用意してくれたハガキ以外は何も用意せずにいったら、まあみなさん、いろいろ用意していらっしゃって、もらうわ、もらうわ。
わ~ いただいてばっかりで、なんかすみません!

どれもこれも素敵なディマシュ❣️

どれもこれも時間をかけて丁寧につくられたかわいらしいものばかりで、みなさんのDimashへの熱い気持ち、愛を感じました。次はわたしもちゃんと用意していきたいと思います。

そんな熱い女性たちの中、ひとりおばさま達に囲まれてる男性がいて、誰なんだ?とおもったら、自身もミュージシャンでDimashのリアクション動画も配信しているJohn Reaves氏。そういえば見たことあるな。それにしてもすごい人気です。彼はコンサートでDimashに花を渡したい、とおっしゃってました。


そして、わたしたちは少し早めに会場を抜け出し、ホテルからタクシーをよんでもらってナイトクルーズへ。

プレパ会場ホテル前の風景

指定の桟橋についたものの、デート中のアベック2~3組以外ほとんど人はおらず。香港は予想外に寒くて、海の近くのここはさらに寒い。クルーズは午後10時からでだんだん時間が近づいてくるのに、それらしい船がない。閑散とした桟橋でここであってるよね?と心配になるころ、来ました! 遠くからこちらにむかってくる船が。
あれだわ、あれにちがいない!


カリブの海賊船みたい‼️


さぁ!ナイトクルージング出航❣️

近づいてくるとカリブの海賊みたいな赤い帆をあげた帆船。スタッフに手を引いてもらって乗船し、2階デッキにあがろうとすると、そっちはもっと寒いよ、というので、下の甲板の縁に外向きに並べておかれた籐の椅子に腰を下ろす。吹きっさらしの中、飲み物とお菓子がついていたのだけど、冷たい飲み物しかなく、泣く泣くジュースを注文。
おもむろに出航したら、素晴らしい景色が待っていた。






香港島に立ち並ぶビル群が色とりどりのクリスマスイルミネーションで輝いている。
ああ、なんて綺麗なんでしょう。夢のように美しい。それぞれが趣向を凝らしていて見飽きることがない。
そしてそれらが水面に映り、ゆらゆらゆらめいて、とても幻想的で船内が真っ暗なのもこの夜景を存分に楽しむためなのね。
寒さの中、うっとりと飽きることなく眺める。なんて幸せ。

今回のスケジュールは、夕方からのパーティや、コンサート切符の引き取りで中途半端な自由時間しかなく観光はあきらめていたのだけれど、このナイトツアーだけで、香港に来たかいがあったと思えた。手配してくれたFさんに心から感謝です。

45分のクルーズの終盤、あれに見えるは明日のコンサート会場、香港会議展覧中心(Hong Kong Convention and Exhibition Centre)ではないか!!!

今回のコンサート会場が❕

海に突き出した特徴的な建物。 ガラス張りの壁面からあふれ出る光でキラキラ輝く会場はまわりから飛び出して見える。海側からみれるなんて格別!



明るく光るあの会場で明日はDimashに会える!! 今頃リハーサルをしてるんだろうか?なんて妄想したら、もう腹の底からフツフツと興奮が湧き上がってくる。
ああ、あそこにいるんだわ(いや、知らんけど)ひとり妄想してなんともいえない嬉しさがこみあげてきた。

帰りにまちがって九龍島で下船してあわてて引き返し乗船しなおすというハプニングもあったけど、幸せな気分で無事ホテルに帰ってきました。
明日なんだわ。
ああ、待ち遠しい!明日ですよ、明日!!!いよいよだよ!

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to be continued