CDは株券ではない | ほんのにちようび

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心に残った本のあらすじと感想をつづります。

(時に映画、マンガ、音楽などについても)

kikuchi

CDは株券ではない

菊池成孔

ぴあ ★★★


ずっと愛読していたタワーレコードHP内の連載が、ついに本になった。

http://www.bounce.com/articleset/articleset.php/135


音楽史や作曲法を熟知した筆者が、軽~い口調で最新ヒット曲の売れ行き予想と感想をつづっているもの。売れ行き予想はあんまり当たってないけど、辛口で的確、時々おちゃらけたレビューが面白い。


モーニング娘。を「早くプロレス団体にしてしまってくれ」だとか、鬼束ちひろに対して「僕はこの人がデビューしたときから、裸にしか興味がなかった」だとか、言いたい放題。



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余談だが、このテキストは本で見るよりホームページで読んだほうがメリハリがあって面白い。

今まで、文章を読む媒体として本よりネットの方が良い、と思ったことなんかなかったので、これはちょっと衝撃。考えてみると、ブログが普及してから、ネット上での文章の表現方法(効果的に太字・色字を使ったり、行間の空きで期待度を膨らませたりするような、「侍魂」をはじめとするテキストサイトが(多分)開発した方法)の水準が飛躍的に上がっているように感じる。


成長期までのメインの媒体が「本」だった私たちぐらいの世代までは、まだ「ネットの文章は目が疲れるし、整然としていないから読みにくい」などといった刷り込みがあるが、世代がさらに下の、最初からネットの文章がメイン媒体の人々にとっては、むしろ本の方が読みにくいと感じるのだろうか?今の私がこの本に感じているように。


だとしたら、やっぱり本は消えていくしかないのだろうか。


猫:そうすると、管理人はいずれ仕事がなくなってしまいますわね。それなら、私も今のうちに次の飼い主を・・・



BGM:Foolish Games/Jewel