ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005 8/5 | ほんのにちようび

ほんのにちようび

心に残った本のあらすじと感想をつづります。

(時に映画、マンガ、音楽などについても)

fes


ROCK IN JAPAN FESTIVALに行ってきました!

http://www.rijfes.co.jp/05/index.html


今年は諸事情により1日目に参戦(今回で3回目)。民生、クラムボン、GOING UNDER GROUND、スピッツにスカパラという豪華メンバーだった去年に比べるとやや弱いかなあ、なんて思っていたけれど、行ってみたら思いがけない感動もあって、やっぱりすごく良かった。


私にとって、今年の最大の見所は真心ブラザーズ。しかも、名曲「サマーヌード」が生で聴きたい!という、それだけの理由で(他の曲あまり知らないし)。どうしても前列で見たい!と思うほどのアーティストが今年はいなかったので、木陰に座ってGlass stage(3つあるうち最大のステージ)をのんびり眺める。


渋谷さんの挨拶を経て、オープニングアクトはACIDMAN。「赤燈」なんかが結構良くて、太陽の下でのんびり聞くには心地よい音楽。その後、屋台エリアへ食料を調達しにいき(どれも結構おいしい)、ふたたび木陰でKREVAを聴く。よく通る彼の声は屋台エリアまで響きわたっていた。初めて行った2003年のFESで一番楽しかったのが意外にもKICK THE CAN CREWだったので、KREVAにもちょっぴり期待していたけど、今回はいまいちだったかなあ。KICKのときは曲順といい選曲といい、これ以外にはない!と思えるほどのベストチョイスだったし、会場とステージの一体感もすごかったけど、今回はよくわからないお友達(失礼)がステージにいっぱい出てきて、??という感じだった。


そして、そのあとはYUKI。私たちはおおいにJUDY AND MARYの洗礼を受けた世代だけれど、正直YUKIちゃんのソロには興味が持てなくて、「ビョーク意識してるのかなあ、このひと」なんて、ずっと醒めた目で見ていた。しかし、「JOY」ぐらいから彼女の曲が自分の意識にひっかかりはじめたことと、菊池成孔の連載「CDは株券ではない」http://www.bounce.com/interview/article.php/2009 を読んだのがきっかけで、再び彼女の存在が気になりはじめていた。


YUKIちゃんが登場すると、明らかに会場の空気が変わった。いつの間にか増えていた観客から、口々に「かわいい・・・」というため息のような声がもれる。バレリーナの衣装みたいにひらひらふわふわしたワンピースで登場したYUKIちゃんはすさまじいオーラを放っていて、朝からずっと座ってみていた私たちも思わず立ち上がって前のほうへ引き寄せられていった。彼女の本当のかわいらしさは、童顔のルックスだとか幼子のようにむちむちしたすべすべの肌なんかではなく、ステージ上をふわふわ跳ね回ったり、衣装についたリボンで目隠しをして遊んでみたりするその無邪気さ。見とれてしまった。声も生で聴くと一段とすばらしくて、映画タッチの主題歌「歓びの種」なんかは終わるのがもったいないぐらいにいい曲だった。最後に歌ったのは「ハローグッバイ」。


私が見てきたすべてのこと 無駄じゃないよって君に言って欲しい



彼女が最後に歌ったその歌詞が、終わってからもしばらく頭のなかで響いていた。一緒に行った友達は感動してちょっと泣いていたみたい。


そのあとは、今年新しくできた茶屋ビレッジというカフェスペースでひとやすみ。Beard Papaのマンゴー・アイスシャワーというおいしいカキ氷を食べながら、後半戦について相談する。友達の今回のお目当てはBump of chickenで、「絶対前で見たい!」というので、Dragon Ashの段階から前の方でスタンバイ。Ashのkjはさかんに観客をあおっていて、「モッシュもダイブも禁止なんて言われてるけど、みんな気にせずダイブしちゃってください!」などとのたまう。おいおい、それはダメでしょ。Ashにはもうかつての勢いやエネルギーはなかったけど、昔好きだった「Under Age's song」を生で聴けたのは予想外でちょっとうれしかった。


それにしてもバンプのファンはものすごかった。今日一番の熱狂。本当に「熱狂」とか「狂乱」とかそういうすさまじさ。うっかり前の方に行ってしまったせいで、前後ものすごいファンにはさまれて酸欠になりかけた。新曲「プラネタリウム」から「天体観測」まで、コアなファンじゃなくても楽しめるラインナップだったけど、ちょっと気を失いかけてたので正直あんまり良くわからなかった(苦笑)。


最後はLake stageに移動して、真心ブラザーズ。YO-KINGと桜井さんのゆる~いMCと歌で、会場自体がほんわかしたいい空気。彼らは活動も長いせいか、「ステージに住んでいるのでは?」と思えるような慣れと力の抜け具合がいい感じだった。新曲、「拝啓、ジョンレノン」、そして待ち望んでいた「エンドレスサマーヌード」が聴けたのがうれしかった。YUKIと真心のステージからはあたたかさと愛があふれていた。あの夫婦、本当にすごいわ。


そして、アンコールの「空にまいあがれ」を聞きながら、帰途へ。

Glass stageからは大きな花火があがっていた。



BGM:歓びの種/YUKI