今年はエピファネイアの仔が凄く良いですね。1億超えの高馬が良いのは当然として、それ以外も素晴らしい馬ばかりでかなり迷いました。

 

第一位:アロマティコ23(父ドレフォン)

第二位:チリ―シルバー23(父ミッキーアイル)

第三位:ザレマ23(父ブリックスアンドモルタル)

 

アロマティコ23・・全兄のジオグリフが走りましたので募集価格が高いのはやむを得ないか。産まれが2か月ほど遅いこともあってでしょうか、当時のジオグリフと比べると少々物足りない感はありますが、トモの力感はなかなかで、品もあって目に付く一頭かと思います。ジオグリフはサウジC以降のダート3戦が不甲斐なく、ダート不適格と判断されてしまってる感がありますが、砂を被って嫌気がさすなど気持ちの問題が多分にあったような気がします。血統的には合わない訳ないですし、この馬がダートで活躍する可能性はあると期待します。

予算の都合で選択肢に入れられない高馬を見なかったことにすると、最終的にボージェスト23とこの馬のどちらか、ということになりました。2頭とも素晴らしい馬でぎりぎりまで迷いましたが、牡馬の3歳ダート路線が整備され、芝路線とそん色なく稼げるようになりつつあることを踏まえると、同じ募集価格でもこちらを1位に選んでも良いかな、と思い決めました。

 

チリ―シルバー23・・動画を流し見ていたら歩様の柔らかさとバランスの良い馬体が目に留まりました。父ミッキーアイルというと短距離専門、硬くて気性の難しい仔ばかりという印象が強く、これまでは社台/サンデーやキャロットで募集されても興味を持つことはなかったような。

西園厩舎=短距離というイメージがありますし、結果も残してますので、この馬の行き先としては申し分ありません。2年後に定年(月日の経つのはなんと早いことか)になるので3歳春には転厩が待ってるのは寂しい限りですが、西園師の調教師生活の掉尾を飾るような馬になってくれたらな、と期待します。

 

ザレマ23・・父ブリックスアンドモルタルは早々に重賞勝ち馬を出して幸先良いスタートを切れたもののその後がパッとせず。どうやらサンデーサイレンスの再来ではなかったようですな。今年の2歳に出資馬がいますので是非とも父の評価を高める走りを期待したいところです。ザレマ、懐かしい名前ですな。今年で20歳ですか。仔が走ってる印象はなかったですが、ダートのオープン勝ち馬を出してたんですね。

画像・動画を見た感じでは、やや細身で幼く見え、現状の馬体に突出したものは感じなかったですが、ブレずにまっすぐ歩く姿に惹かれました。既に1,2位票合計が20超とのこと。この馬が3位まで残ることはなさそうですが、集票具合を見て控える人がいるかも知れませんし、とりあえず申し込みだけはしておきたい。