ポストがチラシでぐちゃぐちゃだ。一人暮らしはついこうなってしまう。ごそごそあ、水道代じゃん。やべっ、期限間近だ。


舶来亭の甘口ルー、ラス1だった。今日はまた平野さんのやつ観よう。


再生▶︎


昔はスーパーのコロッケをチンするだけとか、豚肉をただ炒めてタレをぶっかけるだけだった私がとうとうカレーを作るようになったなんて、友だちが聞いたら耳を疑うだろうな。


平野啓一郎さんの『マチネの終わりに』は、


現代日本文学をロクに読んでいない私が朝井リョウ以来に読んだ日本作家の作品だ。キッカケは動画だった。


ご本人が「分人」という造語で表現するアイデンティティー論が興味深くて、物語というよりは、むしろ平野さんがどんな事を考えているのかをもっと知りたいという動機で小説を読んだ。こういうモチベーションが良いのか否かは分からない。


よし、玉ねぎイイ感じになってきた。


おもしろい小説だったけど、「分人主義」について平野さんの考えを平明に記してあるのは、私も後に読んだ、


新書『私とは何か「個人」から「分人」へ』だろう。


平野さんは古典的ヨーロッパ文学や、日本なら三島由紀夫など、言わずと知れた名作文学がお好きな一方で、哲学、思想分野への関心も高いようだ。


ミルチャ・エリアーデの重要性を認識したのも平野さんの対談動画のお話からだった。私はそれまで、バルカン半島への関心から、もっぱらルーマニア文化人、知識人としてのエリアーデ、という像しか持っておらず、彼の本業だったと言える宗教学の仕事の思想史上のインパクトを分かっていなかった。


フレークタイプのルーは溶けやすいので助かる。サラサラサラ。


なんて偏った若造だろう。結局いまでもルーマニアへの関心から小説『ムントゥリャサ通りで』を読んだのみで、宗教学書『聖と俗』とかは読んでいない。


お、米も炊けた。カレーは食欲が出るからな、1.5合などペロリだ。あー腹減った。


停止


食べ終わったらセブンで水道代払ってこよう。


https://youtu.be/qc1VOUf5FFQ?feature=shared


https://youtu.be/yyss0igkVx4?feature=shared