仁淀ブルー! そして‥‥家族の病。 |  弱虫だけど、上を向いていこう。 

 弱虫だけど、上を向いていこう。 

 
  2012夏に手術を受け、12月にTC6クール終了。  
  2020年、経過観察継続中です。  

  いまだに身体の不調や不安は、いっぱい。  
  弱虫な私だけど、少しずつ心を強くしながら、
  歩いて行きたいのです。  

先日、仕事とプチ旅行をかねて、

訪れたのは四国4県。
 
直前に、ある問題が起きて
旅行は中止しようかとも考えました。
でも、今年は1月から3月の間に、
自分の体調不良と仕事の多忙さから
予定していたコンサート、温泉、沖縄を
土壇場であきらめていて…。
 
ビビりまくっていたPET-CT検査を
なんとかクリアできた自分へのお疲れちゃんと、
これから頑張るエネルギーを充電するために、
予定通り出発しました。
 
 
今回、初めて訪れたのは
高知県の仁淀川の上流 仁淀ブルー 
 
高知は四万十川が有名で何度も訪れていますが、
仁淀川にも行ってみたかったんです。
 
目指すは、仁淀川の上流。
山深い川沿いの道を走ります
 
 
今年は雨が少ないからでしょうね。
水の流れは狭く、河原が広々。
 
 
うーん、新緑もステキ、たまらん照れ
 
目指すは安井渓谷。
他にも見所はあるようですが、
体調やスケジュールを考えて、ここ一箇所を
満喫することにしました。
 
 
まず、宝来荘という宿泊も食事もできる
バンガローの駐車場に到着。
ここから数分歩いただけで、
こんな景色が広がります。
 
 
 
もっと歩くのかと思ったびっくり
プチトレッキングどころか、お散歩の域です。
足元は石がゴロゴロしていますけど。
 
澄み切った水に、眩しいほどの新緑。
鳥のさえずりと清流の流れる音が心地いい。
 
 
用心深く、大きな岩の上を渡って
このコース?のゴール?突き当たりに到着。
 
少し緑味がかっていますが、なんとも美しい青。
 
 
ここで早くもブランチ。
道の駅で買ってきた山菜むすびと豆むすび。
豆むすびは、すごい豆の量!
この景色・空気の中でいただく素朴な味は、
もちろんウマウマでした。
 
 
一旦、宝来荘に戻ると、親切なお店の方が
まだ上に、見所があるよ、と
教えてくださいました。
今見てきたより、もっと青い!って爆笑
 
たしかに、まだ往復15分くらいしか散策してない。
 
早速、さらに上の方まで車を走らせると、
散策道が現れました。
整備されていて、歩きやすい道です。
新緑に囲まれた空気の清々しいこと!
まさに新緑浴ですね。
 
 
 
大きな岩や流木が織りなす自然の造形美。
 
 
川底の石、一個一個がくっきり見えます。
 
そして、目指す場所が目前に。
通常はもっとたくさんの水が流れていて
青さも増すそうですが、
遠目に見ても青ーい。
大好きな沖縄の海を彷彿させます。
 
 
またまた注意深く岩を渡り、よじ登って到着!
 
 
仁淀ブルー!
 
 


 
浅瀬は日の光の揺らぎがきらめいて
いつまでも眺めていられそう。
 
 
ツバキ、ツツジ、たんぽぽ、名前がわからないけど
黄色い可憐な花が、川の青と新緑に
彩りを添えていました。
 
 
たくさん群生していたシャガの花。
花の名前は、親愛なるお姉さまに
教えていただいたんですよラブラブ音譜
 
 
仁淀ブルーがもっとも美しく見えるのは、
夏から冬にかけてだそうです。
春先は、まだ緑がかっているのだと。
 
それでもじゅうぶん神秘的な青キラキラ
運動不足の私でも、楽勝で
たどり着ける絶景ポイントでした。
 
 
 
 
 
 
 
ここから先は、つらい話ですショボーン
家族の病。
どうぞ、読み飛ばしてくださいませ。
 
 
 
四国より帰宅して間もなく、
検査入院している父の病院から
結果を聞きに来るよう連絡がありました。
 
旅行中、何度も電話で話した父の様子から
状況は厳しいものと覚悟しつつ、
母と妹と3人で話を聞きました。
 
かなり進行しているスキルス胃がんでした。
 
パーキンソン病を患っている父は、
多くの薬を飲んでいて、症状を自覚するのが
遅れたようです。
いや、家族にこれ以上、心配をかけまいと
黙っていたのかもしれない。
その上、敵は進行の早いスキルスです。
予想を上回る、厳しい病状でした。
 
 
母は突然のことに、状況をしっかりと
把握できていないけど、無理ないですよね。
 
私と、弟妹、孫たち、みんなで協力して母を支え、
父に少しでも穏やかな時間を過ごしてほしい。
 
 
ゴールデンなウィークというタイミング的に
病院の対応は遅れがちなので、
自分たちにできることをしなければ。
 
相変わらず豆腐メンタル、ヘタレな私ですが、
今のところは、しっかり思考が回っています。
というか、正直、母同様、まだ現実を
心が受け止めきれていないような気もします。
 
 
でも、連休前にパワーチャージできたので
父にとって(入院してるけど)
少しでもゴールデンな日々が過ごせるように
父の大好きなスイーツとお肉料理を届けています。
 
食欲は激減しているけど、
差し入れのお饅頭やスイーツは
よく食べてくれる父。
 
そんな、私と同じ食いしん坊魔人の父から
食の楽しみを奪うなんて。
本当に、この病気が憎いですむかっ