人との距離 | 背中合わせで歩いてく

背中合わせで歩いてく

それは必然だったのか

なら、その必然を偶然で覆したい

もう、
けして交わることのない道を
背中合わせで歩いてく。

私は、人と距離をとるのがとても苦手。

そういう点でとても幼稚。
どこかで欲望を垂れ流し、他人に甘えることしかできない。

克服したと思ってた。

でも、それは思い込みで。



いつか誰かが言ってた。
「叱ってくれる人がとても貴重で。叱ってもらえなくなったら終わりなんだよ」

叱られなくなった。
それは、成長したんじゃない。周りがみんな大人になっただけで。私は何も変わってない幼稚なままで。


人との別れが怖くて出逢いが怖くなって、それを克服したと思わせてくれた今1番大切な人からの突然の別れ。

「考え方や発言が気に食わない。」

思ったことを言ってしまえるこの世界は私にとっていい意味で生きやすい。
でも、それは、なにも、本音を垂れ流して生きることを許されたわけじゃない。

許されたわけじゃない。


社会人として、社会人に片足突っ込んだ人間としてとても幼稚な行為で。


聞くに耐えかねる程嫌なことを言われて。その時は否定しないで笑って。でも、やっぱりモヤモヤしてここまで来てしまった。

彼女はそう言って、私の元を離れて行った。
なんだ、そのとき言ってくれればよかったのに。でも、知ってるよ。「その発言ムカつく」って素直に言ってしまったらそれは大人としてアウトなんだ。

知らない間に傷つけて。


大人の対応できなかったのは自分なんだ。


自分なんだ。




aoi