三連休を使った岐阜遠征二日目は関ヶ原周辺の城を狙いに行こうと思ったんだが…💦
何しろ関ヶ原周辺は年末年始の雪がかなり残って、松尾山城は名神のガード下から先が積雪で進入不可、近くに車を停める所もないので断念した。
そして、垂井あたりに雪がなければ、奥座敷の菩提山城を南面から登るなら行けるかと思いたった。
何じゃこのドロナワ行程…😅
そして到着した菩提寺登山口。
車で割と上の方まで来ているが、それでも登城道は1km以上あるらしい。
ここでウダウダしてから、昼ちょうどにようやく出発😅
舗装道路の右上に登ってゆく階段からスタート💨
すぐに鳥居が立っている。
その奥に菩提寺のお堂。

お堂の奥から登り始めると、間もなく階段の急登💦
途中で送電鉄塔巡視路を横切ったりしながら登る。
しばらく行くと、岩崎神社方面からの登城道と合流
この岩崎神社からの道が、大手道らしい。
そして、ここまで来れば残りも半分をだいぶ割ったらしい🙌
そのすぐ隣に、圧倒的存在感を見せるソーデンセンが😮
中部電力の送電鉄塔のようだ。
登城道は、途中まで鉄塔巡視路にもなっているようで、いい道標だ✨
その上の道は、堀底道のようになっている場所が続いている。
ハイキングコースと銘打たれていてハイカーもわりあい多いようで、踏み固められて荒れたのか…?
それとも城の遺構なのか…?🤔
人が多いったって丹沢みたいにハイカーが列をなすような事はないから、踏み荒らされてこうなったのではないだろう。
植林道をわざわざ竪堀状にする?
等と色々考えるけど、所詮シロウトに結論は出せない。
そのすぐ上、岩崎神社からの道との分岐点から10分も登ると、『これより菩提山城跡』という赤い看板が現れる。
ついに到達🙌
右手には『竪堀』の看板があり、見ればなるほど竪堀が落ちている。
年末年始の雪でかなり埋まっているなぁ😮
その先は斜面を斜めに登ってゆくようになる。
足元は年末年始に降ったらしい雪がかなり積もっていて、足元が良くないので慎重に登る。
右上には大きな岩が😮
大手曲輪の突端らしい。
大手曲輪は三段になっている。
トバ口から見てもそれらしい様子が見えるが、近くに行ってみると境目の段は意外とハッキリしている😮
もちろん、ここは大手道を登ってきた寄せ手を最初に迎撃する所だろう。
もっとも、寄せ手に突破されて付け根の堀切に押し寄せられたら、大手曲輪は孤立してしまう。
いよいよ城に攻め込まれるという事態になった時、ここの守りについた兵は時間稼ぎ、ヘタすると捨て駒にされそうだ…😢
雪に埋まった堀切からさらに先へ進むと、上の方に曲輪らしい様子が見えてくる。
登りつくと、三の曲輪の横にいた。
浅い空堀状を通っていて、三の曲輪はその左側にある。
三の曲輪を奥まで行くと、下には相当大きな堀切が横たわっていた。
こちら側に雪はなかったのでスイスイ降りてゆくが、向こう側は完全に銀世界だ…💦
このあと外側へ登るか、このときはまだ迷っていた。
堀底からは、なかなかキレイな曲線を拝むことができた✨
さて、真っ白になった堀切の向こう側、一応ロープが整備されているけど、何しろ足元はぬかるんだ積雪…
ん?
足跡がある…
ということは、この雪の中出曲輪まで行った先客がいたらしい🤯
そんな猛者がいたのを知って、嬉しくなった😂
出曲輪は、三の曲輪と違って銀世界だった。
テニスコートぐらいの広さか…
出曲輪の突端は少し高くなっていた。
土塁とか櫓台として、下の寄せ手を監視・攻撃する役割を持っていたか。
そして、下には裾をシッカリ守る堀切が見えていた😮
この斜面に積雪はなかったので、堀切に降りてみる。
やっぱり急斜面で掴まるものが少なく、だいぶ手こずったけど…😅
上から見た印象より、堀切はだいぶ細かった😮
さらに反転して横堀を西へ。
出曲輪から南西に落ちている竪堀だか自然の沢だかの、デカいの何のって😮
自然地形かも知れないけど、向こう側盛ってるし…🤔
普段なら、この沢状の源頭を渡って出曲輪の西側から回り込めるのかも知れないけど、こりゃ危ないわ💦
というわけで、横堀から切岸の雪のないところを選んでガリガリ登り返し、三の曲輪まで戻って本曲輪方面を目指すことにした💨
この先も、積雪でなかなかに楽しい有様だった😅
(美濃垂井 菩提山城 その2 に続く)
(2022年2月14日 記)