花園城で思わぬ石積み遺構を見せられて面食らったワタシ😅
気を良くして、次の目標の花園御岳城に向かった。
花園城からは北西500メートルほどの距離にある。
麓の少林寺が登城口で、駐車場も利用できる。
北条家家臣となった藤田右衛門太夫国村の開基と言われるが、藤田氏は花園城を居城としており、関係があるようだ。
登り始めからしばらくは、道端に五百羅漢の石像が並ぶ。
文政九年(1826年)から浄財を募り、天保三年(1832年)に安置されたものという。

五百羅漢の並ぶ道は尾根に詰め上げるまで続く。
尾根に出たら左に進む。
間もなく、正面に小山が現れ、その前に鳥居が立っている。
この上が主郭だ。

主郭へはこの先の石段を登る。
石碑がいくつも立っていた😮
主郭の南西からは長い竪堀が落ちていた。
この周辺は土の遺構パラダイスのようだ🤩
まず竪堀の西側には三日月堀が横たわる✨

そして三日月堀のドンづまりには郭4が隣接しているが、立派な土橋で仕切られていた😮
この城は小規模で、目ぼしいところはこのぐらいのようだ。
それにしても、土の遺構の見事さは隣の花園城に引けをとっていなかった😮
★花園御岳城
埼玉県大里郡寄居町末野
麓の少林寺の駐車場が利用可
山城
(2021年11月24日 記)