麓から城までの道はなかなかに待ち遠しく、登ること20分ほどで現れたココ…
高札みたいな説明板はあるけど、教えられなきゃ城と分からんような…💦
でも登りきって振り返ると…
これでもナンノコッチャ?😮だが…
右からカーブしながら登ってくる城道の左上面に、郭8が構えている。
郭8は、いざとなれば百人ぐらいで守れる広さか。
今は杉林…
上の曲輪への道にも虎口みたいなのが…
ココは、城道の途中に置かれた番所のような曲輪だったか。
最初の写真の位置は既に郭8の切岸直下で、曲輪と同ヅラまで登ってくるまでの間、上からの矢弾に晒されるワケで…😨
守る方から見れば、大軍に押し寄せて来られたらココの防御力などタカが知れているので、撤退のタイミングが大切になってくるのだろう(たぶん)
その先は、郭2の下を斜めに登る坂虎口となるが、これがかなり長い😮
寄せ手の身になると、右上の郭2から絶え間なく降り注ぐ矢弾を相当な距離避けなければ突破できないワケで、イヤな虎口だ💦
守る方からすれば、ここに寄せ手が攻めてきた時点で守り切るのは困難、何とか食い止めつつ撤退のタイミングを探る事になるか…
登り切ると郭2
琵琶湖の展望もある✨
城内で展望のきく場所はココだけだった。
そして、ここから主郭はすぐ奥…
南に開口した虎口を抜けるとすぐ主郭で、郭2からの比高がほとんど無い…😮
ちなみに、麓から登ってきたこの道は『近江湖の辺の道』という、近江舞子から近江八幡まで琵琶湖を半周する40kmもある歩道の一部なのだそうだ。
沿道には賤ヶ岳砦などもあって、歴史や自然を楽しめそうだ。
主郭の東側には帯曲輪
ここから眺める主郭虎口もイイ✨
主郭に入ってみる
東側にも虎口がある。
北西の端にも、浅い虎口があった。
搦手なのかな?🤔
主郭には、東、南、北の3ヶ所に虎口があって、敵に攻め込まれた時は周囲の曲輪の司令塔となっていたのだろう。
周囲の郭2や帯曲輪と曲輪面の高さがほとんど変わらないのが面白い。
次は搦手に入って行った💨
ココも、技巧的で面白かった😆
(長浜 山本山城 本チャンその2に続く)
(2021年10月26日 記)