六日目


七月の旅行同様六日目にもなると朝起きられない。

目が覚めたら同室の皆さんみんな出かけている。おまけになんかちょっと喉が痛い。危険! 


まずは昨日、同室の方からホテルの朝食券買ったけど使わないからといただいたので宿の朝ごはん。バイキング形式。スタッフもたくさんいて朝食会場もきれいです。食べなかったけど肉も魚もあるよ。


給水機でもらったお湯を飲み、コーヒーマシンはあるけどまさかのあったかいお茶がどこにもない。仕方ないのでコーヒーをもらう。


おかゆと野菜と目玉焼き。適当にかけた野菜のドレッシングが甘くて、ここにきて半笑い。


おかゆの具は肉鬆(肉のでんぶ)、麵筋(丸めた小麦グルテンを味付けしたもの)脆瓜(きゅうりのキューちゃん的なもの)、ピーナッツをのせてみた。おかゆのほかほかにさっぱりと優しい味でほっとする〜。



ミニサイズタロイモまんも発見したので食べる。

皮ふかふか具はちょっぴりなのでいろいろ試せます。

手持ちの風邪薬とビタミンも飲んでおく。

この日は映画を観ようとしていたけど、行ったら見ないで寝そうなので諦める。


MRTに乗り、宜蘭で買いそびれた探しているお酒があるので台灣菸酒の販売店がある龍山寺へ。


駅の出口でお店のある和平西路を一応確認していると、横で道案内の看板を持って立ってたおじいさんにどこに行くんだ?と聞かれ、

台灣菸酒艋舺店だよと答えると、艋舺はこっちだと反対の方に誘導される。


お店は和平西路にあるよと言っても艋舺はこっちの一点張りなので「先に和平西路の方に行かないといけないからその後で行くね、ありがとー」と答えその場を脱出。


通りかかった鳥屋さん街のタイルが可愛い。



吉田類の酒場放浪記台湾編を見て母が興味津々だった宜蘭の紅露酒、三年寝かせてある陳年の方を。礁溪のコンビニのお酒コーナーにも売ってる店舗あったけど、つい買いそびれてしまったのです。

あと埔里産の陳年紹興酒も買う。

通常の紹興酒と数十元しか違わないのに箱に入っててお土産感が出て良い。お店の方も陳年の方が味がまろやかでおすすめとのこと。


お店の日本語勉強中だという方が接客してくれた。謙遜されていたけどかなりペラペラです。


無事買い物の後、曇りなので散歩を兼ねて西門町まで歩いていたところ、大きな家樂福(スーパー)発見!


元々は頂好だった方じゃない大きい家樂福に来たかった!のでうろついてちょびっと買い物して大満足。


家樂福桂林店、西門町が近いだけにお土産向きの商品もたくさんでした。


そんなこんなで宿に戻り一階の雙連市場のお店、蘭陽居美食坊でお昼

魯肉飯と豬血湯。とてもおいしい。スープは胡椒などのスパイスもほどよくきいていて体が温まる味。


疲れたので宿のシャワーを浴びて昼寝もし、夕方再度外出。日本の友達に頼まれてた鐵觀音茶を買いに。


一昨日の茶芸館では、鐵觀音を凍頂烏龍茶と間違えて言ってしまい、うちにはないよとのことで買いそびれました。


途中コンビニで雞精を買って飲む。

大昔台北の語学学校で、疲れが取れないと話した時に先生に勧められて以来、たまに買って飲んでいる。中身は濃いチキンエキス。これ以外にも冬虫夏草入り、勉強時?向きの雞精があった。時代の進歩。


あと一応念慈庵枇杷膏のちゅーるみたいな方も買い、ペットボトルの水に溶かして飲む。


新純香で友の分や自分の分もお茶を買って(おまけのティーバッグのパッケージが以前は銀色だったのがデザイン入りに変わっていた)通りがかりに見つけた全聯(スーパー)でお土産や、日本でも買えるけど老楊の鹹蛋黃餅だの、まだ私も食べたことない謎のお菓子なども買い、


新光三越の神農生活で長年気になっているものを見つけて、買おうか悩んで結局買わず。バスに乗って寧夏路の方に戻る。


当時台風子犬が近づいていて、小雨だったのもあり寧夏路夜市に行列がない!



食べたかった潤餅をようやく買えた〜。(薄いクレープみたいな皮に野菜がたっぷり入っている。好物)



あの有名なタロイモ揚げ団子の劉芋仔蛋黃芋餅もこの日は行列なしですよ。


清心でお茶も買い(今回コンビニのペットボトル茶は買わず、飲料店で無糖のお茶を買ってました)



蛋黃芋餅(タロイモの団子に塩漬け卵の黄身を包んで揚げたもの)を友の家まで持って行って食べる。熱々はもちろん冷めても美味しい。


(団子とさらに私は潤餅食べたけど)その後晩御飯を食べに。

古くからある、地元民でいっぱいの間違いなく美味しい店に連れて行ってもらい、タイミングよく入店。


薑絲大腸初めて食べた! もつをしょうがで炒めている。搾菜かなあ?と話しながら食べたけど後日調べてみるとレシピには酸菜と書いてあること多し。

もつなのにすっぱくさっぱり食べられてとてもおいしい。客家料理なんだそうです。


魚香茄子。魚ははいっていない。肉のうまみを吸いつつもしゃきっとしたナスが見事に主役の絶妙なおいしさ。


鐵板豆腐

衣のついた豆腐を野菜や肉と炒めている。こちらのお店すべてがいい火の通り加減。

これも豆腐はふわふわ肉は柔らかく弾力感あり、野菜は甘くてシャキシャキ 。人気店なだけある〜。



台湾ビール(瓶詰めから18日以内限定の方)も飲んだ。


すっかり宜蘭シンパのにわかバックスキン派の私ですが、炭酸飲料感覚で半永久的にごくごく飲めそうな台湾ビール、台湾の気候と炒め物料理にすごく合いますなあ。


食後は友人宅に再度お邪魔しテレビを見せてもらったりおしゃべりして過ごし、またの再会を約束し泣く泣く宿に戻る。楽しい夜はあっという間でございます。


寝る準備をしてまたもどう頑張っても冷房直撃の寝床で就寝。