電鍋の魅力に取りつかれて早十日。昨日も夕飯に、電鍋で温野菜を好きなだけモリモリ食べて幸せでした(笑)

 電鍋というのは中文のwikipediaによると、1960年代に台湾企業の大同が日本の東芝と共同開発で誕生させた、炊飯器に似た家電です。たぶん誕生時から今まで、一切モデルチェンジしてないと思われます。

台湾で生活する独身三十路女のブログ-大同電鍋
(ちなみにコレ)

 だけど炊飯煮る茹でる蒸す解凍漢方薬を煎じる…がこれ一台でできてしまう、偉大すぎる! 台湾から留学する時は電鍋を持って行く学生が多く、実際私の台湾の友達も、日本に留学した時一人用の電鍋を持って行ったと話していた。

 私が電鍋を買いに行ったカルフールの家電売り場には、他社製品もいろいろ。でもやっぱり電鍋のトップブランド(ってなんか面白いな)、ということで大同のものを購入。

 翌日説明書を読みながら、大同電鍋でご飯を炊いてみる。ほぼ炊飯器とおなじ作りで、違うのは内釜を置くところに水を少量加える点。なんともレトロです。昭和です。

 説明書には"20分程で自動的に保温に切り替わります。その後15分程蒸らすとさらにおいしく頂けます"って書いてあるのに、スイッチを入れて10分で「バチン!」と元気よく音を立てて保温に切り替わる電鍋。本当に大丈夫なのこれ。その日はちょうど友達(電鍋を使ったことのない日本人)が遊びに来ていたので、一同軽く不安になる(笑)

 でも15分後蓋を開けてみたら無事ご飯は炊けていて、おいしいご飯を食べられました。
 買った六人用(って書いてあった。中の内釜は6合炊き)サイズで1600元(日本円で4500円前後)しなかったし、いい買い物したー! そして台湾文化にまた一歩近づけたようでとってもうれしい。


 この台湾のビジネス誌『天下雑誌』の動画に、買って34年使ってる電鍋が出てくるけど「修理すればまた使える」って大同製品の販売店店長が笑って話しているのが、なんかいかにも台湾らしいなあ。

 というか、ドイツで賞取った新型電鍋の存在をこの映像見て知りました(笑) 初代電鍋師匠は偉大な存在だけど、新型も頑張れ!