「\500タイヤ」について | いもさんの『すみっコ☆らじ』
私のブログで頻繁に出てくる言葉

「¥500タイヤ」

今日はこれについて考えてみたいと思っています。
タミヤRCで遊んでいる方ならおわかりでしょうから、適当に聞き流してください。^^;

それに私的な考えのため、多々突っ込みどころがあるかもしれませんがお許しを…

正式名称は「ミディアムナローレーシングスリックタイヤ」と言います。

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価格は税別¥500(税込¥525)なのでこう呼んでおります。

特徴は「安い」「低グリップ」といったところでしょうか。
キットに付属されているのはコレが多いです。

トイフルエポック主催のエンジンRCカー「TG10mk2」ワンメイクレースでは、このタイヤを使用することがルールで決められています。

このタイヤ、とても難敵なんです。

マシンのセッティングはとどのつまり「タイヤの性能を最大限引き出すこと」
これに尽きます。
そしてタイヤの性能が高いほど、細かいセッティングが如実にマシンの動きに表れるのです。
逆に言うと、低グリップなタイヤでは極端にセッティングを変えないとマシンの挙動変化がわかりません。

デフギヤで説明しましょう。
コーナリングでマシンがロールすると、基本的に内側のタイヤのグリップでマシンは前に進みます。
ギヤデフでもボールデフでも、基本的に同じです。
LSD(リミテッドスリップデフ)のような効果が得られやすいだけで、厳密にはLSDではありません。
荷重の抜け気味になる内側のタイヤでも、高グリップのタイヤなら少なからず前に進みます。
これが低グリップのタイヤならどうでしょう?
わずかな荷重の抜けでホイルスピンをしてしまい、マシンは前に進もうとしません。

このトラクション不足を補うために「フロントワンウェイ」や「スプール(直結)」をデフの代わりに使用します。

しかしこれにも欠点があります。
フロントワンウェイは前輪にブレーキがかからないため、挙動を乱しやすい。
スプールはブレーキは安定しているが、内外輪差がないため曲がりにくい。

タイヤの性能が悪いとマシンセッティングがすべて悪循環になります。
マシンのセッティングは7割方「タイヤの選択」で決まると言われるのはこのためです。

ん? なんか いっちょまえなこと を書いてるけど、読み返してみると至極当然なことですね。^^;

要は「低グリップなタイヤほどセッティングが反映されにくく、極端なセッティングになりやすい」ということです。

長文なのに薄い内容ですみませんでした。^^;