高いと感じるメカニズムその② | モダン金継ぎ【グルー継ぎ】はありのままの姿を認めて大切にするハンドメイド

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ハンドメイドだからできる、暮らしの中から楽しみながら持続可能な社会を実現すること。
無理するのではなくて、頑張るのでもなくて、ゆるく、楽しく、それでいて、ちゃんと未来の子供達に今よりもっと良い社会を残したいと考えるためのブログです。

 
 
前回の記事の続きです。
 
前回、値段が高くなる条件が5つあると書きました。
 
●希少なもの
●希少ではないがブランド化されているもの
●それを作るためにとても費用がかかっているもの
●それを作るためにとても時間がかかっているもの
●信用のある有名なお店で売っているもの
 
この5つです。
ハンドクラフトを生業としていた頃の私は適正な価格を大切にしていました。
「高いには理由がある」
「安いには理由がある」
そこを感じてもらえる事を意識していました。
 
講師業をする前は、自分の作った物を委託販売していました。
私には、上記の中では費用と時間の違いだけしかありません。
値段は10,000円を超えるものから3,000円以下のものまでをバランスよく。
10,000円を超えるものは材料費も技術も必要な物、もちろん製作時間も違います。
3,000円以下のものは、簡単で材料費もそれほどかからず、製作時間も短いので、数が作れるものです。
 
値段が高いものにはそれなりの理由がある事をちゃんとわかってもらうように商品説明もディスプレイも考えました。
手に取ってもらいやすい値段のものでももちろん利益が出るようにしておりましたが、
手に取ってもらいやすいものは、やはりよく売れるので、カラーバリエーションをもって数も製作していました。
もちろん安くても品質はとてもいいこと、なぜ安いのかを分かってもらうために商品説明もちゃんとしました。
簡単で沢山作れるものなので、数で勝負!結果月の利益はそこそこになりました。
 
私の場合、希少価値もなければ、ブランディングがきっちりとできているわけでもない。
信用のあるお店や百貨店で販売しているわけでもない。
値段の違いは、材料費と手間と技術でしかつけられませんでした。
でも、そこだけに注目して値段を考えたら、「高い」と言われることはない。そう信じていましたし、安いと言われることはあっても
高いと言われることはありませんでした。
 
時に人は、周りの値段と合わせようとしてみたり、根拠もなく、むやみやたらに「欲しい値段」を付けてみたり。
そんな商品に対して購入してくれようとされる方は冷静に「高い」と判断をされることが多いです。
値段をつけるのが難しい・・・・そんな声をよく聞きますが、
自分の中で基準をちゃんと持つことです。 その基準に沿って値段をつけていく。
そうしていくことによって、上記の条件の【希少性】【ブランディング】【信頼性】が加わってくることにより、
少しずつ、値段も勝手に上がってくるはずです。
 
まずは、値段を高くつけられるメカニズムを知って、自分の商品の適正価格を決めてみる。
始めは私のように、材料費と手間(制作時間)と技術 この3つしかないけれど、その差は意外と大きいです。