スマートフォンでコスプレ女子をビシッと撮影してムフッと仲良くなる方法 | 遊悠デジカメ&ビデオ

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"コミケなどのイベントでコスプレをしている「てくまくまぁや」さんにモデルをお願いした。

2日目「K-30a」にいらっしゃるので、訪れてみては!どうかな! "  
掲載されたばかりのこの記事を読んでいるいまは、きっと8月10日早朝のはず。

全国津々浦々のたくましい紳士淑女のみなさんは、有明ビッグサイトでスタンバイ、といったところだろうか。
熱中症にはくれぐれも気をつけましょうぞ。

【写真で見る:スマートフォンでコスプレ女子をビシッと撮影してムフッと仲良くなる方法】

 そんな、灼熱地獄で行列にならんでいるみんなと一緒に、スマートフォンで“レイヤー”さんをきれいに撮影するコツを考えてみよう。

 最近のスマートフォンは、搭載するカメラの画素数が格段にアップしただけでなく、カメラに実装する画質エンジンや撮影モードなどの機能、そして、カメラアプリの進化もあって、いまや、スマートフォンといえどコンパクトデジタルカメラで撮影する画質に近づいてきている。

また、画像加工機能ではコンパクトデジタルカメラを越えており、簡易的なレタッチもできてしまうなど、できることはPCとあまり変わらない。

 そういうハードウェアとソフトウェアの進化とスマートフォンの普及もあってか、レイヤーさんが登場するイベントでもスマートフォンで撮影するユーザーが目立つようになってきた。

ならば、スマートフォンでも、ぞくぅ!となるようなレイヤーさんが撮影できるテクニックなるものを検証すべく、コミックマーケットに近い状況で試行錯誤してみた。

●スマートフォンならカメラの設定は「だいたい固定」

 まずは、スマートフォンのカメラ設定からチェックしよう。
まず、撮影において画質の優先順位はある程度下げておくこと。

確かに最新のスマートフォンは有効画素数も上がっており、実装する画質エンジンのチューニングも進んできたおかげで、かなりきれいに撮れるようになったが、本格的なデジタル一眼レフと比べると(そんなハイエンドカメラとスマートフォンのカメラを比べるなよ、という意見もありましょうが)限界がある。

 また、ビッグサイトの屋外という炎天下の光線状況では一層厳しい。
スマートフォンのカメラでデジタル一眼レフと真っ向に戦うのではなく、手軽で気軽で思い立ったらすぐに撮れるスマートフォンだからこそできる、楽しく撮れる!的なノリで勝負したい。

 すでにデジタル一眼レフやミラーレス一眼で撮影した経験にあるユーザーは、スマートフォンのカメラアプリに用意した各種設定は見慣れたものなので、そういったユーザーは、そのあたりの設定をこまごまと追い込んでスマートフォン搭載カメラの限界を挑む“遊び”になってしまうが、圧倒的多数の“そうではない”ユーザーからすると、設定項目を集約しているとはいえ、スマートフォンの設定内容も「謎単語」の世界だ。

 2013年春モデル、2013年夏モデルのカメラアプリで用意した設定機能を見てみると、大半のカメラアプリにすべて任せるモード以外に、自分で設定できるモードを用意している。

自分で設定する場合、気にかけておきたいところをピンポイントで紹介していこう。

ISO

 数値が高いほど、暗いところでもシャッター速度が落ちなくなる(手ブレしにくくなる)が、画像が粗くなる。

逆に数値が低い場合は、日陰でも手ブレしやすくなるが、画像はきれいになる。

オートの場合は、ISO400~800に設定することが多いが、屋外での撮影で晴天、または、うす曇りまでは、ISO100でもまず手ブレしない。

また、速く動くものを撮りたいときは、ISOを上げるといったアプローチもある。

露出補正

 これは、プラスにするほど明るくなり、マイナスにするほど暗くなる。
色が飛んでいたり光すぎていたりする場合にマイナスにしてみると落ち着く。

すべてのスマートフォンでリアルタイムプレビューができるので、設定の効果が分かりやすい。「+/-」のアイコンで表示するほか、カメラアプリの画面で上下にドラッグすると行えるモデルも多い。

LEDフォトライト

 明るいところでLEDフォトライトを使用しても意味はほとんどないが、スマートフォンの場合、シャッターを押したタイミングをレイヤーさんが分かりにくいため(屋外で撮影していると、レイヤーさんにシャッターサウンドが聞こえない)、相手に撮影した瞬間を伝えるために利用する。
そのため、「強制発光」に設定しておきたい。

ホワイトバランス

 LEDフラッシュを強制発光にしている場合で、かつ、レイヤーさんに接近して撮影するときにホワイトバランスを変更する。

これもプレビューできるだけでなく「晴天」「曇り」といった設定名になっているので、状況によって判断しよう。
なお、写真加工アプリで撮影後に補正するのもアリだ。

●スマートフォン搭載ディスプレイの発色と解像感

 IPS方式のタッチパネルを搭載したモデルなら、
発色はまず問題はない。

どちらかというと、画像や動画を高精細化する機能が落とし穴になる。Xperiaシリーズであれば、画像補正に使うモバイルブラビアエンジンになるが、スマートフォンのディスプレイで表示するといい感じの色合いだったのに、モバイルブラビアエンジンを実装しないPCで見ると、期待とはまったく異なる色になることも多い。

●光の向きと状況をちょっと意識する

 コミックマーケットの会場である有明ビッグサイトの撮影条件を経験から振り返ると、夏コミの場合、晴天だと直上から強い光が降りてくる。

レイヤーさんに対して正面から光が当たっている場合(順光)、または、斜めから当たっている場合は、顔に影が入りやすい。このあたりは移動しながら影の動きを見ているとなんとなく分かるはず。

といっても、コミックマーケットの場合は、人が多く、どうにもならないことも多いので、このときは特に設定せず撮影するしかない。

 次に逆光(光源を背にした状態)の場合、顔検出機能があるカメラアプリなら、自動的に逆光モードに切り替わるが、そうではないモデルは人物真っ黒、背景がやたら美しく……となりやすい。

カメラアプリが逆光モードになってくれないときは、露出補正をプラスにしてみよう。
背景は白んでしまうが、被写体自体はふんわりとした感じになる。
ややオーバー気味になりやすいので、このあたりは写真加工アプリで落ち着かせる。

 室内や日影の場合は、逆に簡単だ。ISO400にして、露出補正をプラスにするだけでいい。
ただ、企業ブースの場合はあまり環境光がよくないため、きれいに撮るというよりは、確実に撮ることを重視する。
そのため、ISOを高めにするか、カメラアプリまかせが正解だろう。

●ローアングルを撮りたいんだよ!

 いろんな意味でローアングルは正義!というシーンがある。
美女レイヤーだけでなく、ロボットやライダー系の場合は下からあおるに限る。

その場合、スマートフォンでの撮影は画面が見えなくて厳しい。
寝転がって撮影するのが最もいいが、人が多い場所ではムリだし、日差しが強い場合は背中がやけどをするおそれもある。

 そこで活用したいのが小型の鏡だ。タッチパネル面を鏡で確認しつつ、大まかな構図で撮影できる。
ちなみにローアングル撮影において、MEDIAS Wは意外と最強のスマートフォンだったりする。

●重要なのはコミュニケーション

 無言で撮影するのはコスプレエリアにおいては盗撮になるため、しっかりと撮影したい意思を表明しよう。
あいさつに始まりあいさつに終わる、だ。
また、撮影前にはこれから撮影することも伝えよう。

レイヤーさんに限らず、急に撮影されたら怖い。
そうなると表情が硬くなってしまうし、いつポーズを決めたらいいか相手は分からない。
このあたりは、自分が撮られると考えた場合に逆算するとどうアプローチすればいいか分かるハズ。

 撮影する前にそれらしいアクションを見せる理由は、レイヤーさんがプロでないからだ。
表情を作ったり、夏場の強い光の中で眼力を高めたりという行動を常時行なうのはとても厳しい。
事前に撮るタイミングを伝えれば、その準備がやりやすい。

 1対1の撮影のほか、カコミ撮影的な状況も多い。
このときは“目線”がいるか否かで撮りかたが変わってくる。

目線がいる場合は、声だけでなく、手を振るなどの動きも加えよう。
無理そうな場合は連射モードに切り替えて、目線のヒットに賭けてみるのもいい。

過去の経験からすると、中途半端に高い声で「おねがいしまぁっす!」というよりは、野太い声のほうが目線をもらえる率が高い。

 レイヤーさんによっては、シャッター一定回数ごとに、数パターンのポーズを繰り返してくれるが、気に入ったポーズがほしい場合は、撮影前にしっかり伝えよう。

このときは、口頭でポーズを説明しながら自分もポージングするとスムーズに意思が伝わる。

●とにかく楽しさ優先でOK

 作例では、意図的にスマートフォンのカメラが苦手とする色の服ばかりで、面倒な状況を想定して撮影している。
ここで紹介したテクニックを駆使して撮影すれば、ものすごくきれいな作品が撮れるはずだ。

 ただ、スマートフォンで気軽に撮れるメリットを生かすなら、その場の楽しさが伝わる写真を意識すると撮られたレイヤーさんもうれしい。

まずは、自分も相手も楽しく撮るコツを覚えて、コスプレエリアのルールを守って撮影してほしい。

[林.佑樹,ITmedia]

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