ソニーが３月に発売する、ミラーレス一眼カメラ「ＮＥＸ－３Ｎ」＝２５日、東京都千代田区（米沢文撮影） ソニーは２５日、レンズ交換式デジタル一眼カメラ「α（アルファ）」シリーズから、初心者向けのミラーレス一眼カメラ「ＮＥＸ－３Ｎ」を３月８日に発売すると発表した。
片手でも扱いやすくし、主に“カメラ女子”に向けて売り込む。
想定価格はレンズ１本付きが約６万円。２本付きが８万５０００円。
本体は約２１０グラム。本体とレンズを合わせ、従来機よりも約３割の小型・軽量化に成功した。
新たにズームの調整レバーを本体に搭載し、片手でも操作しやすくした。
液晶画面を自分向きに回転させれば、画面を直接確認しながらズームの状態や構成を調整できる。
自分自身の撮影をしやすくすることで、交流サイト（ＳＮＳ）に写真を積極的に投稿する女性を取り込みたい考え。
同社の推計では、レンズ交換式カメラの市場規模は、２００８年の１１３万台から、１３年は１９０万台に膨らむ見通し。
このうちミラーレス一眼カメラは５２％を占め、初めて一眼レフを上回る見込みという。
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