こんにちは。
2013年11月20日(水曜日)。
松任谷由実さんの最新アルバム『POP CLASSICO』がリリースされた。
松任谷由実さん、37枚目のオリジナルアルバム。
POP CLASSICOっていうのは、文字通りはPOPでありCLASSICであるという事。
POPは未来との融合、CLASSICOは自らルーツ。
サウンドでは自身の音楽のルーツであるブリティッシュロック、フレンチポップスが窺える。
原点回帰を意識したアルバム。40年に渡るキャリアの集大成的なアルバム。
今回、このアルバムを聴いて、僕は、少し残念な想いを感じた。
心に伝わらない。変わらない事で変わってしまった。何か新しさを感じない。
そんな印象を受けたアルバムの歌、音。
アルバムジャケットを見た時に感じた、想像した歌、音とは違っていた。
もっと音楽的な事をいえば、ユーミンの声が出ていない。歌えていない。
そしてアレンジも古い。新鮮さを感じない。どこかで聴いたような音。時が止まっている。
アルバムコンセプトを高らかに掲げて、このアルバムを牽引しているが、疑問を感じる。
もちろん松任谷由実さん、松任谷正隆さんの事はリスペクトしている僕。
だから、あえてこのアルバムについて、酷評になりました。
しかし、あくまでも個人の感想です。
音楽は作り手の感性、聴き手の感性があって、その間には、人それぞれ違うものが存在する。
好きだとか嫌いだとか、気持ちいいとか、泣けるとか、心躍るとか、心が動く。
突き詰めて考えていくと、好きか!?嫌いか!?になると思う。
音楽は自由。自分で選んで聴いたらいいと思う。
でも、このアルバム、いい意味で心に引っかかるので、もう少しじっくりと聴いてみよう。
最後に、このアルバムに連動したコンサートツアーもはじまりました。
衣装デザインは、篠原ともえさん。松任谷正隆さんとラジオの共演がきっかけです。
コンサートの衣装を見ましたが、POPで、CLASSICOな素敵な衣装でした。
今回のコンサートツアー、僕は観に行かないかな!?どうだろう!?
もう少しアルバムを聴いたら、行きたくなるのかな!?
また…