こんばんは!
今日は散髪日でした。
アダプターなしのバリカンで、頭を刈り込む。
今では4日に1度、バリカンで散髪している僕です。
いわゆる五厘刈りにしています。
そして、S君の思い出。
かなり昔、S君についてはブログで書いたと思います。
僕が、まだ高校生の頃の話。
僕は、五厘刈りにすると、いつもS君の事を思い出します。
S君は、僕の高校の同級生。野球部に所属していて、同じクラスでした。
S君は、とても真面目で、野球を一生懸命、練習して、頑張っていました。
そんなある夏の日。
今までは、ありふれた坊主頭にしていたS君が、突然、五厘刈りにしてきました。
おそらく僕が、はじめて見る五厘刈りでした。
でも、僕は、五厘刈りに違和感、ちょっと異様な雰囲気を感じました。
S君は、野球部では、レギュラーではなくて、ただの補欠の選手。
なので僕は、五厘刈りにした彼の事を、バカにしていました。
『レギュラーでもないのに、髪を刈って五厘刈りにして、へんな奴!』
『五厘刈りって、お坊さんみたい!変な頭!』
そんな事をずっと思っていました。
当時、僕はスポーツ刈りにはしていましたが、坊主頭、五厘刈りは嫌いな髪型でした。
自分が、坊主頭、五厘刈りにするなんて、とんでもない!と思っていました。
でも、S君は、直向きに、真面目に、一生懸命、野球を練習していました。
結局、高校3年生になっても、野球部のレギュラーになる事はなかったS君でした。
あれから、月日は流れて、僕も五厘刈りにするようになりました。
高校生の頃、大嫌いだった坊主頭、五厘刈りにしている僕。
今、自分自身の髪をバリカンで刈る度に、S君の事を思い出します。
今でも、五厘刈りにして、野球を頑張っていた一重瞼のS君の笑顔を思い出します。
今、どうしているのかな!?元気にしているのかな!?今でも、野球しているのかな!?
もしも、S君に会える事があったら、ちゃんと誤りたいと思います。
『バカにして、ごめんなさい!』って…
あれから、僕は成長出来たのかな!?ちゃんと人に優しく、生きているのかな!?
そんな事を考えた夜でした。
今日はこのへんで!おやすみなさい!
明日もいい日で!