こんにちは。
仕事から帰ってきました。
今日の仕事は、保護者の方から、こどもさんをお預かりする保育業務でした。
朝7時過ぎから夕方まで、こどもたちと過ごしていました。
その間、休憩時間を含めて、テレビやラジオ、インターネット、メールが遮断された場所にいました。
今回の東北地方太平洋沖地震のことはもちろん、どんな情報も全く入らない場所です。
僕に入ってくる情報は、目の前にいるこどもたちの声と表情、動きだけです。
こどもが笑ったり、泣いたり、拗ねたり、喜んだり、怒ったり…
こどもが歌ったり、サッカーをしたり、三輪車に乗ったり、鉄棒したり、虫探しをしたり…
こどもが僕の手を握ったり、抱っこされていたり、膝の上に座っていたり…
こどもとままごとをしたり、すべり台ですべたり、ブロックで車を作ったり…
こどもの事を僕なりに精一杯受け止めて、こどもの最善の利益になるように仕事をしてきました。
僕に与えられた大切な仕事です。
家に帰ってきて、何も考えないで無意識に、テレビのスイッチを入れました。
今まで目の前のこどもの情報しかなかった僕でしたが…
そのことをかき消すように、テレビから、いろいろな情報が怒涛の如く押し寄せてきました。
「情報って恐ろしいな…」 「情報って、残酷だな…」って思いました。
知りたくない情報、知りたい情報、嘘の情報、人を傷つける情報、便利な情報…
何も選択しないまま、遠慮することなく、僕に入り込んでくる情報…
今の世の中、情報は氾濫している。
いろいろな情報は確かに役に立つ事がい多いと思いますが…
その情報の真偽、意味、意図、信憑性、大きさなどをしっかりと判断する力を備えないといけない。
そして一番大切なこと、1番必要なことは何なのか!?
それを見抜く力を持たないと、情報にコントロールされたり、支配されたり、潰されたりすると思います。
『情報の遮断と情報の氾濫』
今日は情報について考えさせられた1日でした。
ひとりひとりのこどもの笑顔を見ていたら…
人間にとって何が大切か!?何が必要か!?を教えてもらえたように感じました。
こどもたち、ありがとう…。
また…。