こんにちわ。
佐賀市で「ICT教育×eスポーツ×遊び場」を運営しているDigitalStudyです。
子供向けプログラミング+パソコン教室や大人向けパソコン教室など各種デジタル教育の教室を運営しています。
今日は「デジタルアレルギー」について記事にしたいと思います。
デジタルアレルギーの定義は、デジタルが苦手というだけでなく、デジタル機器、ICT端末、システム、DXやアプリ、ソフトなどに対して極端に苦手意識が強く、恐らくこの単語を並べただけで「もうお腹いっぱい!!」という状態を指します。
一般的な会社で…
Aさん「部長!!広告を打つ際のメディア選定において、マスを取る為のTVやラジオ、新聞やポスティングなどもあると思いますが、WEB広告の場合はインプレッション数やコンバーション数が明確に数値化できるうえに、こちらの狙ったターゲットに直接アドセンス広告が設置できるので、費用対効果が非常に高く効率的にリーチできると思います!!」
部長「は?」
Aさん「主戦のSNSはZ世代をターゲットとしているのでインスタグラムが妥当かと思いますが、インフルエンサーに出稿してプロモーションをかけてもらうのが確実かと思います。TikTokもありだと思います。」
部長「は?」
Aさん「まずはインスタの広告でABテストを行い、リアクションが高かった方を採用していくのですが、うまくいけばそこからLPに誘導して自社商品のECサイトに誘導を行う事をコンバージョンとしたいと思いますが、いかがでしょうか?」
部長「は?」
部長「…………新聞でよくない?」
Aさん「えっ!?」
部長「えっ!?」
これ、現実に起きてる事象です。
というよりこの記事に辿り着いた方であればデジタルの事を調べていると思いますので、すでに上記の例え話がわからないかもしれません。
何がわからないかと言うと、まず「単語がわからない」につきると思います。
ECサイト ⇒ ショッピングサイト
コンバージョン ⇒ 目標に対してゴールしたかどうか?
インプレッション数 ⇒ ユーザーがネットを使っている時に広告を見た数
などなどの横文字が大量に連なるわけですが、横文字を日本語にした所とて、結局「わからん」につきるわけです。
これってそもそもネットの仕組みを知らないから、単語を聞いてもイメージがわかないせいなんですよね。
インターネットでは全てのユーザーの行動が記録されていて、誰がどこで、何を何秒見たか?が記録されています。
そのデータを使ってどんな性別で年齢がわかって、どういう単語を使って何を調べようとしたのか?を分析できると、今の需要がわかるという事になります。
このブログを始めた理由も、プログラミング教室を事業としてやる以上、プログラミングや情報教育、デジタルに意識を向いた方がどんな情報を求めているのか?の仮設を立てて話題を決め、記事を書いているわけです。
そこで興味を持って頂いた方に当教室の事を知ってもらい、入会してもらうという算段があるわけです。
ここら辺の話はマーケティングに繋がる話ではあるんですが、そもそもデジタルリテラシーが高くないと、マーケティングに繋げる事ができません。
現代の40代以上の方はそこまでデジタルに強くなくてもアナログの仕事でやっていけました。
しかし、コロナ禍を経験し、人手不足が社会問題化するにあたり、世の中はDXに向けて一気に加速していってます。
DXとはデジタルトランスフォーメーションの略称で、簡単に言うとアナログの仕事をデジタルにしていきましょうという事です。
このDX化で一番みんながイメージしやすいのがセルフレジですね。
それ以外の所でもDX化の波は凄まじく、今では事務職の「ワード、エクセルが使える方」という基準は「入力ができる」ではなく「初歩的な関数が組める」という基準に上がってます。
「計算式の所に数値を打つな!」「数値を全角で打つとデータが集計できない」が理解できないと事務職にはつけなくなっています。
今後もこのDX化の波は止まらず、5人でやっていた作業をDX化で2人に減らすという事がどんどん起きていくでしょう。
そうなると、その残り2人に選ばれるのは、DX化したシステムを扱える二人という事になります。
今子供たちの親で「デジタルがわからない」という事に危機感がある方は少ないです。
なぜならその方たちは「今生活ができているから困らない」からです。
今困ってないのに危機感が出るわけがないです。
困るのは実際に危機が迫ってからです。
さて、今小学生の子供を持つ親の場合、5年後、10年後社会はどうなっていると予測しますか?
販促を制すものはビジネスを制す。
私も今事業を始めて販促で大苦戦中ですが、まだWEBが使える分どうにか自分の事業をWEBで広めていっており、多少なりとも認知が拡大していってます。
今あなたがこの記事を見ているのも、私がデジタルを扱えるからここに辿り着いたわけで、デジタルが使えなければこのような接点を持てないわけです。
今やAIが台頭して大量に販促がAIに置き換わりつつあります。
私もAIを駆使してポスターデザインやライティングに活用してます。
そんな中での5年後、10年後に、今の子供たちがデジタルとの接点を持たずに成長し、大人になっていきなり全部覚えろと言われてできるでしょうか?
これができると言うなら、今の親たちもできて当然なんです。
それができないからデジタルアレルギーが生まれていくわけです。
そして、親がデジタルアレルギーの場合、子供のデジタルの接触点を奪います。
スマホは危険。
ゲームは危険。
Youtubeは危険。
サッカーやってなさい。
バスケやってなさい。
各家庭の教育方針もあるのでそれ自体を否定するわけではありませんが、なんでも吸収できる子供のうちにデジタルに触れさせる事で、子供はデジタルの仕組みを体で理解します。
例えばスマホにしても、
・タッチパネルというものが存在し、それを触るとマウスのように認識する。
・Wi-Fiというものを知る。
・アプリはストアにあり、ダウンロードしてインストールして利用する。
・画像や動画はクラウドに保存され、他の端末でも見ることができる。
・バッテリーというものが存在し、充電しないと減っていく。
・LINEというSNSアプリを知り、友達と文字で会話することで、文字の入力を知る
これらの経験を得るわけです。
タップ一つにしても押せる場所、押せない場所の存在を知る事で、自分が運営する側にまわった時に、その場所を作るというイメージが備わっているわけですね。
今までゲームもスマホも触った事がないという人は、そもそもタップ、クリックの概念がないのでどうしていいかわからないという状況になります。
現在の新卒社員はデジタルネイティブ世代と呼ばれてますが、その媒体はスマホが主流の為、業務に使用するパソコン操作にかなりの苦戦を強いられているとの情報も上がっています。
子供がゲームをしていたら、こう言うことを言い出したことはありませんか?
子ども「お父さん!!僕もゲーム実況を作ってYoutubeにアップしたい!!]
父親「お、おぅ…(やりかたわからん…)」
もしここで父親がこれを教えられるスキルがあれば、
・動画を撮影する
・ゲームの映像をPCに取り込む
・撮影した動画を編集する
・動画を適正なファイルサイズに調整し、Youtubeに合わせた形式に変換できる
・動画を面白くするために企画を作り、構成して台本を作る
・動画をアップする際の危険性や顔バレ、住所バレを防ぐ方法を知る。
・動画をアップした後に誰がどれくらい動画を見たかを知り、リアクションを知り、次の動画の対策にする。
これらのスキルを子どものうちに獲得できたかもしれません。
これらのスキルを持っていたら、本当にすごいですよね。
そして、デジタルへの接触点が少なければ少ないほど、子供たちはデジタルの理解が進まず、デジタルアレルギーになっていきます。
一番難しい問題は、一度デジタルアレルギーになってしまうと、大人になってからその挽回が非常に難しい事です。
それは、今の大人たちがデジタルを学び直せるか?を自分自身に当てはめて考えればわかると思います。
横文字を聞いただけで頭がこんがらがるようになってしまいます。
そうなる前に、まだ子供で好奇心が強い状態の内に、自然にデジタル教育を馴染ませていく事が大事です。
今当教室で受け持っている生徒さんは、元々PCも触ったことがない生徒さんで、タイピングも指一本からスタートしました。
ゆっくりゆっくり、一つずつ楽しめるように授業を行う事で、たった一か月でタイピングの基礎のホームポジションができるようになって来ています。
ファイル、フォルダの違いもわからなかったのに、今では「ファイルを保存する必要がある」という概念を理解してきています。
一度ここの基礎ができてしまえば理解は早いです。
子供のうちからパソコン教室って必要?と思うかもしれませんが、子供だからこそ今のうちに、デジタルアレルギーになる前に染み込ませることが大事なんです。
情報教育に興味がある方、子供のデジタル教育に危機感を持ってある方。
ぜひとも当教室にご相談下さい。
今の所ほぼすべての子供が無料体験で楽しいという感想を頂いています。
習い事の核は長く続いてスキルを獲得する事。
獲得したスキルが将来に役に立つ事だと思います。
それは体験してみないとわかりませんので、まずは体験をご検討下さい。
世の中には様々な種類のプログラミング教室がありますが、その違いについてはこちらの記事をご覧ください。