銭湯マニアです。

横浜市内全湯入浴は完了し、今は、川崎をめぐっています。旅行に行けば地元の銭湯に入ります。銭湯以外の「スーパー銭湯」「温泉ホテル」「日帰り入浴施設」も行きます。

 

さて、今の世の中、いたるところに「監視カメラ」があります。電車の中の監視カメラも増えてきました。

 

とはいえ、絶対にない場所もあります。例えば、「トイレの個室の中」。ここにはさすがに設置できません。ホテルの個室の中もないでしょう。

同じような意味合いで「入浴施設の裸になっている場所」も、設置できない場所だと考えますが、実は・・・・・

防犯カメラがあったりするんです。

 

まあ、スーパー銭湯の脱衣ロッカー室とか、「カメラがない」ことを利用して、財布を盗んだりする犯罪があるので、防犯カメラがあったほうがいい、とも言えるのですが、裸になる場所にカメラはまずいです。

でも、実際には、入浴施設で「カメラ」が設置されています。

 

 

 

昔よく行ってた、鶴見にある私と同じ名前の温泉施設にも脱衣ロッカーの天井に設置してありました。

昨日行った、川崎市幸区の銭湯の脱衣所にもありました。

 

※NHKの調査では、「スーパー銭湯の男性用脱衣所では7割が防犯カメラを設置している」のだそうです。

 

「男性側だけあるんじゃない? さすがに女性用脱衣所にはカメラをつけないでしょ?」という意見もあり、男性である自分は女性用脱衣所を見に行くわけにもいかず、「やっぱり、男性用だけかな?」と思っていたこともありましたが、天井空間が開放になっている銭湯で、「女性側にもカメラが設置されている」のを確認し、「男女両方とも設置している銭湯もあるんだ」とわかりました。

 

ここで問題なのは、どの入浴施設でも「断り書きがない」ってことなんです。

つまり、「防犯カメラ作動中」「防犯カメラがあります」という貼り紙がないってこと。

 

これって、「盗撮」と同じでしょ?

貼り紙もなく、カメラ自身も高い場所にあってお客さんが見つけにくいようになってるんだから、盗撮ですよ。

今の時代ですから、銭湯の店主が、この映像を違法サイトとかにアップして、それでお金を稼いでいる可能性はゼロではないかもしれません。

なんか非常に怖くなります。

 

もしかして、カメラは「ダミー」で実際は録画していないのかもしれません。でも、そうだしたら、いや、ダミーだからこそ、客の目に付く場所に「防犯カメラ作動中です」という貼り紙をしないと防犯効果がありません。

 

とにかく、いろんな入浴施設に行って、カメラのことなんかも調べておりますが、入浴施設マニアで数百のお風呂に入っている私の経験上でも、一軒として「カメラ作動中」の貼り紙がないことに驚愕しています。

 

盗撮は犯罪です。本当に防犯のことを考えて、仕方なくカメラを設置する事情もわかりますが、それなら、絶対に貼り紙はすべきだと思います。できれば、店舗の入り口に明記すべきです。(客が「ここはカメラがあるのか、嫌だな、やめよう」と判断できるようにするには、お金を払う前の段階で知らせる必要があります)

※上記、NHKニュースでも、「掲示なしにカメラを設置することは犯罪である」と弁護士が言っていました。

この問題、業界団体で考えて欲しいですね。