ピアノ バイオリン フルート etc
各種音楽発表会。
「演奏」が一番大事なのは確かですが、生徒さんにとっては「ステージにあがる」という行為に意義があります。
堂々とステージの上を歩いて、観客に向かってきちんとお辞儀をする。
これも発表会ならではの経験で、こういうのが大人になっても役に立ちます。
ただ、「お辞儀」とか、そういうものに対する、先生ごとの温度差は大きく、準備段階からしっかり練習を重ねている教室もあれば、ほとんど何もせず、「あの印の上でお辞儀してね」という指示だけの場合もあります。
練習もなく、何も指示がないと、生徒さんは、「どこを向いてお辞儀をしたらいいか?」もよくわからず、視線が変なところに行くこともあります。
この写真の発表会の時は、先生があらかじめ、ホールの最後方の部分に「ひつじの顔のイラスト」が書かれた紙を貼りました。
「あのひつじのほうを見ながら、頭を下げますよ」と指示をしています。
こういう「目印」があると、自然と姿勢もまっすぐになりますし、お辞儀もちゃんとできるものです。
ちょっとした工夫ですが、こういうものがあると役に立ちます。
ご参考に。
(ただ、本番演奏時、客席の照明をすごく暗くしてしまう場合は、目印が見えません。その点はご注意ください。非常口マークの隣とか、真っ暗になった状態でも光っている場所に貼るのも手です)