小さな頃から映画大好きなんで、今回は映画のお話。
一番好きな映画は「ナイトミュージアム」と思ってるくらい、ベン・スティラーさんが好きです。
さて、洋画に関して、学生の頃は、英語の勉強がしたくて映画を見ていたということもあり、「絶対に字幕版がいい。テレビの吹替版はだめだ」みたいな主義だったのですが、だんだん、年を取ってくると、「字を追うのがつらい」「字幕で大事な画面の一部がふさがれるのはもったいない」「字幕だと、実際にしゃべっていることの半分くらいしか訳されていない」・・・・という理由で、「吹替版があるなら吹替版のほうがいい」という考えになってきました。
そういうわけで、この「LIFE!」という映画も2014年の公開当時、映画館で、「吹替版」を見たのですが・・・・・・
史上最悪でした。
吹き替えした人がなんと、お笑い芸人の「岡村隆史」さんだったのです。
吹き替えに関しては素人。それが芸達者のベン・スティラーの吹き替えだなんて、笑止千万。
おまけに、ニューヨーカーなのに、なぜか「大阪弁」。妹や母親は標準語なのに、この主人公だけ大阪弁。ありえないでしょ。
何を考えているんですか? お金払って映画を見に来ている客を馬鹿にしてるんですか? ほんと、この吹き替えのせいで、せっかくの名画が台無しになりました。 この「日本語吹替版」を制作した責任者、磔獄門にしてやりたいくらい怒りました。
1年後に、ブルーレイになったのを字幕版で再鑑賞しましたが、本当にいい映画でした。
カメラやフィルム写真に関することがいっぱい出てきて、我々カメラマンにとってもすごく親近感を覚える内容で、最高でした。
この前見た「ジョン・ウィック」の最新作でも、有名女優さんが吹き替えしていて、1人だけ浮いていましたが、やはり、吹き替えは本職に任せて欲しいです。
とにかく、この映画の「岡村隆史さん」の吹き替えは、史上最悪の吹き替えだと思っています。